そろそろ格ゲーやってみようかなぁ… | 滅多斬り!ゲーム徒然【語る狛犬】

滅多斬り!ゲーム徒然【語る狛犬】

国内外を問わず良作を追い求める社会人ゲーマーの視点から繰り広げる、主張の偏ったゲーム批評。

格ゲーというジャンルは大ブーム・そっくりさんの粗製乱造・そして衰退・マニアック化というわかりやすい歴史を刻んできた。


だが、向かい合って誰かと格闘する、という題材自体は人間の基本的な欲求に即したものであり、今後廃れそうなFPSと同様、まあ無くなりはしないはずだ。
無くならないと言うことはまだ、やりようによっては売っていけるジャンルでもあるわけで。。
 
何が言いたいかっていうと、「ドラゴン桜」の作者が書いた本で提唱していた、既存のファクターどうして掛け合わせれば商機があるって話。
格ゲーの場合、別のコンテンツと融合させるという起爆方法がそれにあたるだろうか。
もちろんそれは、当然格ゲーを売る側が常々考えてきたものだ。だから原作コミックのある格ゲーや、格ゲー同士のコラボがあったわけだ。
 

現在アーケードゲームとして稼働中で、8月2日にPS3/X360で発売予定の「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ(P4U)」もそうしたもののひとつだろう。

ペルソナ4はPS2時代のゲームだが、キャラクターコンテンツとして継続的な成功を収めている。
今年はTVアニメ(BD/DVD化も)が好調だったし、専門誌の発刊、6月にはVITAで発売予定のRPG「ペルソナ4 ザ・ゴールデン(P4G)」、そして格ゲーP4Uと、
形を変えつつも、「ゲーム作品である」というコアを守ったままの力強い展開も特徴的ではないだろうか。
 
正直、当初P4Uの制作発表を見て、なぜ今更格ゲー?とか思ったものだが、その「格ゲーが今更なジャンルである」というレッテルを抜いて考えれば、
ペルソナ4の人気キャラクターを操って、アクション戦闘を行うという発想自体はそう特異でもなかったかもと思うに至った。
 
選択肢としてはペルソナを駆使したアクションRPGとか、ワラワラ出てくるシャドウを片っ端からぶっ飛ばす無双系アクションとかもあったと思うが、
アクション「RPG」ならある種の「アトラスのRPGフォーマット」から逸脱しにくい(=異端感が乏しい)ってことになる可能性があり、意外性が無いかも。
無双系アクションも現在ちょっと飽和気味なジャンルだけに、こちらも新作らしからぬインパクトの無さが付きまとったんじゃないかと思う。
そう見ると、一見「古いジャンル」に見えて、格ゲーというチョイスがいい線だったのかもと。

うーん、好意的過ぎる分析かな?
 
なわけで、大きな対抗馬が現れない限りは8/2にP4Uを買ってしまおうかなと、久方ぶりに格ゲーをやってみようかと考えておりまする。
 
 
 
えー…長すぎた分析まがいの前置きは、突然自分が格ゲー欲しくなってることへの言い訳です。
「アイギス可愛いからほしい~ (*´д`*)ハァハァ 」と素直に言えなかったんです。まじめに読んでくれた諸兄、すいませんでした。

滅多斬り!ゲーム徒然【語る狛犬】-P4U
 
 
まあ、オンラインでギッタンギッタンにやられるんだろうけどね。。。
 
あ、あとP4Uならどっちの機種がおすすめなんだろうかね。