ご無沙汰しております。お元気でしたか?

 

今日は、前回の続きです。

 

最近は、紅葉が奇麗ですが冬の訪れとともに冷えが気になりますよね。

冷えは、万病のもとと言われますが、漢方ではこの冷えも含め血の流れが悪くなることをどのようにとらえているのかお伝えしようと思います。

 

 

 漢方医学に「お血(けつ)」という医学用語があります。おが日本の常用漢字にないため、分かりやすく表現すれば、うっ血や血行障害など血の流れの滞り、血管外に漏れた血のことで、日本では「ふる血」などど呼ぶこともあります。

 

 脂肪や塩分が多く、カロリーの高い不規則な食事、職場や家庭でのストレス、そして運動不足などの生活習慣がお血の発生要因になります。外傷や一部の病気が原因になるケースもあります。その「お血」は病理的産物であると同時に、「お血」が新たな病気の原因となり様々な疾病を生み出してしまうのです。

 

つづく