この間、YouTubeだったかInstagramだったかで、

「英語は大文字小文字も入れて52文字しかないのに、日本語はひらがな、カタカナに漢字を含めて数千語も覚えにといけないので、文字を覚えることがムダだ」と豪語している人がいた。

しかも「、、、ということに気づいちゃったんすよ」という言い方をしていて、みんなそんなことにも気づいてないのかと馬鹿にしている様子。

 

知人が脳の病気をした後職場復帰した時に「漢字だとなんとなく意味は理解できるが、かなだけの文章だと理解しにくかった」と言っていたのが今なお印象的。

 

現にA4 1ページにひらがなだけで書かれた文章を読んでもまあ頭に入らない。分かち書きをして多少なんとかなるが、それでもダメ。

表意文字のインパクトは大きい。正しい読み仮名はわからなくても、意味は理解できるというパターンが結構多い。

 

そう思っていたところにYouTubeの記事が助け舟。

漢字を使い続けた日本と漢字をやめてしまった韓国との間で大きな差が出ているらしい。

韓国語は、まさに私が書いてたひらがなだけの文章みたいなものになっている。

漢字をやめたことで、同音異義語の使い分けが難しくなっていると。

 

ゲーム理論あたりにも通じるかもしれない。最小限の武器の組み合わせと、多種多様な武器の活用とどっちが有利かみたいな。多分そのゲームに精通していれば、少ない武器の組み合わせで勝つことができるが、初心者は全く勝てないみたいな。

 

漢字かな混じり文の強さは最強かも。