お店は国道341から田沢湖へ行く途中にあります。
山のはちみつやさんを過ぎてすぐを左折します。
「あとりえショップ 工房 北の仲間たち」と書いてある木の看板が目印です。~お店の紹介~
懐かしい昭和初期の民家を舞台にした、土鈴工房と仲間の手仕事を集めたお店になります。
郷愁たっぷりの原風景が広がる中、ホッと一息つける場所です。
素朴で愛らしい土鈴の数々、一点一点丁寧に心を込めて作った手仕事の品々を楽しめます。
~北浦土人形土鈴について~
1993年より、創作土鈴・北浦土人形土鈴と銘打ち、土人形や土鈴を制作しています。
デザインから制作工程すべて手作業で行っています。
土鈴は縄文時代より神を招く楽器として作られていました。
本来、魔除け、厄除けとして用いられますが、コロコロと鳴る愛らしい音や形は素朴で郷愁を誘い、インテリアとしても楽しみ頂けます。土鈴の一つ一つに物語があり、描かれている模様それぞれに意味が込められています。皆様のご多幸をお祈りしながら一品一品丁寧に制作しています。
お店に入ると干支や河童など様々なデザインの土人形土鈴が展示されています。
お気に入りの土人形があれば購入もできます。
土人形一つ一つが穏やかな笑顔をしており、見ているだけで癒やされました。
来年の干支は馬ということで、馬の人形を集めて撮ってみました。
ところで上の写真のように、馬の文字が左右反対に書かれている理由を知っていますか?
昔はを神様として崇めていたため、太陽の代わりに丸い鏡を神棚に置いて崇めていました。
土人形は神様へのお供物のため、鏡に反射した時に文字が馬に映るように左右反対に書いています。
馬以外の干支も並べてみました。
土人形のなかでもグリーンが注目したのは・・・
招き猫です。
素朴な表情がいいです。 黒い招き猫も珍しいですね。
お店の入り口に飾ってあったら、ついつい引きよせられそうな...
あと、たまたま見つけたのですが片隅に「スギッチ」がいました。
工房の主宰の杉山さんは、大仙市払田柵で発掘された土偶の写真から、デザインを起こして、
自分で土偶を制作したそうです。その土偶はこちらです。
隅々の模様まで再現できていますよ。
この土偶の模様を来年の干支の馬に写した物です。
まだ数体しか作っていませんが、秋田県埋蔵文化財センターの職員さんに見てもらったところ、土偶の模様が正確に写されていて感心されたそうです。
他にも県内各地の遺跡から発掘される土器・土偶などを写真から再現しているそうです。
ぜひ、お土産やお部屋のインテリアに土人形土鈴をお買い求め下さい。
仙北調査員グリーンでした。
工房 北の仲間たち
〒014-1201
住所 秋田県仙北市田沢湖生保内字阿気100-3
TEL/FAX 0187-43-1034
ホームページ http://kita.ocnk.net
営業時間 AM10:00~PM5:00
定休日 水曜日
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