4月の初旬から、10月中旬の着工に向けて8月末までには詳細なプランを決定しなければいけなかったので、
建築業者の営業の方や建築士の方、インテリアコーディネーターの方にご協力を得ながら打合せを重ねてきました
ダイワハウスはプレハブ工法なので、プラン決定後の変更は基本的にできないのです
【木造軸組工法(在来工法)】
主に木の柱や梁といった軸組で支える、日本で最も主流の工法。在来工法ともいいます。
【枠組壁工法(2×4、2×6、2×8工法)】
フレーム上に組まれた木材に構造用合板を打ち付けた、壁や床で支える工法。北米で主流の工法です。
【プレハブ工法】
工場で部材を生産し、それを建築現場で組み立てる工法。
【壁式鉄筋コンクリート工法】
梁、壁、床などの形に合わせた鉄筋を組み、型枠で囲ってコンクリートを流し込んでいく工法です。
従来工法は現場で打合せをしながら建てていくことができますが、
プレハブ工法は工場で出来上がってしまうので発注したら変更はできません。
最後の外構業者さんとの打ち合わせも終わり、
8月末頃、ようやくプランが決まりました
後は着工を待つのみ、と思ったのですが……
職業柄、細かなところまで書類等を見直す癖がありまして
この日以降の変更は有料になりますよ~という締め切りの前に見直していると
気になる点が見つかり…
外装も内装も設備も電気関係も細かなところまで注意深く決定してきましたが、
肝心なところを見落としていたのです
断熱です
ダイワハウスさんは、「外張り断熱」というのを売りにしていて、
断熱性能には全く疑いを持たなかったのと、
我が家は建築条件付土地の為、他のメーカーとの比較検討から始めたわけではないので、盲点だったというか…
家の性能で一番大事なのは断熱でしょ
上のダイワハウスのHPからお借りした外壁断面の写真をよく見ると下の方に小さく
右が「外張り断熱通気外壁 断面イラスト」
左が「高断熱仕様 断面イラスト」と書いてあり、
…高断熱仕様
ダイワハウスの家は、ハイクラスのxevoΣの外壁はもっと厚みがあり、標準でも十分な断熱材の厚みがありますが
我が家はその下のクラスのxevoE。
xevoEの高断熱仕様があるなら教えてほしかった_| ̄|○
ダイワハウスの恵那の分譲地の担当の方は「岐阜支店」。
岐阜市から恵那まで来ていただいているんです。(しかも担当の方は関西のかた)
何が言いたいかというと…
岐阜市と恵那市は同じ県ですが、冬の冷え方は違うんです
全国的な評価で寒冷地に指定されている訳ではないので
営業の方も積極的に勧めなかったんでしょう
この地域にお住まいの方なら、恵那・中津川の冬の冷えはご存じだと思います。
「凍みる(しみる)」という言葉がぴったりくる冬なんです
標準の断熱でも問題はないと言われても、
寒いのが大の苦手の我が家では、少しでも温かい方がいい
しかも見積もりをしてもらったら、
xevoEをxevoΣに変更すると270万円くらい高くなりますが、
xevoEのままで、高断熱仕様に変更するのは20万円プラスくらい
鉄骨の家は、鉄が木より熱をダイレクトに伝えることからもわかるように
木造の家より寒いんです
長い目で見たら、冷暖房費の節約にもなるし、高断熱仕様の方が絶対良い
と、滑り込みで変更していただきました