2ndチーム登場に沸く『ゴースト&レディ』ですが、
先週土曜日に初観劇してきました✨
本当は来週の予定でしたが、
キャストが変わってしまうかもしれないと思い、
運よくチケットが取れたので行ってきました😆
行ってよかった~💕
キャスト 2024.5.11(土)マチネ
フローレンス・ナイチンゲール 谷原 志音
グレイ 萩原 隆匡
ジョン・ホール軍医長官 瀧山 久志
デオン・ド・ボーモン 岡村 美南
アレックス・モートン ペ ジェヨン
エイミ― 木村 奏絵
ウィリアム・ラッセル 内田 圭
ボブ 平田 了祐
【男性アンサンブル】
味方 隆司
中田 雄太
平良 交一
塚田 拓也
小林 清孝
木内 和真
政所 和行
照沼 大樹
吉田 功太郎
【女性アンサンブル】
近藤 きらら
持田 紗希
原田 真理
潮﨑 亜耶
矢鳴 優花
竹田 理央
町 真理子
奥平 光紀
織田 なつ美
ネタバレの可能性がありますのでご注意ください
開幕から話題沸騰、高評価の嵐の新作ミュージカルですが、
噂通り…すごかったです😆
原作を読んだときに
どうやって実写化するんだろうと思ったところが
見事に表現されていました👏
原作の世界観はそのままに、
より”舞台”や”演じる”ということに
フォーカスされていて、
劇団四季にしかできないエッセンスが
加わっています。
原作を別の媒体化するときの
お手本みたいな作品です
歌が多くて、主役のお2人は大変ですが😅
ダンスも演技も殺陣もイリュージョンもあるという
見応えたっぷりの約3時間でした
見どころ満載で1回の観劇では
消化しきれていないところもありますが、
以下、キャストさんの感想を簡単に。
谷原 志音さん(フロー)
これはもう…志音さんのための役
といっても過言ではありません😆
見た目は可憐なお嬢様なのに
実は芯の強い役をやらせたら
右に出るものはいない、
志音さんにぴったりの役でした
序盤からほぼ歌いっぱなしで
マチソワが心配になってしまうレベルですが💦
志音さんの美しい歌声が堪能できる作品です。
クリミアへ向かうときの「走る雲を追いかけて」が
すごくいい歌でした
グレイの助けを借りて看護の道へ進んだフローと、
同じ志を持ち、ともにスクタリ陸軍野戦病院へ向かう看護師たち。
キリリとした眼差しと
全身から溢れ出るパワーがかっこいいです
この歌を聴きながらずっと涙が止まらなくて…
なんでこんなに泣けるんだろうと思いましたが
フローの強さにただただ心打たれて
涙があふれてくるんだな…
と思いました。
いわゆるタイトルナンバーはありませんが
作品を代表する曲になりそうです。
演技では、ここまでコメディチックな
志音さんを観たのは初めてかな
思わず笑ってしまう可愛らしさでした🤭
漫画のフローそのまま
と思ったところもありました。
根は気弱でネガティブなフローが
グレイの一言により
目を見張るような変化を遂げていく姿、
そんなフローを見て、
少しずつ変わっていくグレイ。
次々に襲いかかる困難に立ち向かい、
徐々に息ぴったりになっていく2人の
バディ感が最高です
萩原 隆匡さん(グレイ)
こちらもハマり役でした
初っ端からハギーワールド全開
冒頭からがっつり引き込まれます。
皮肉屋でひねくれ者のグレイが、
フローのペースに巻き込まれて
振り回されていく姿が愛おしいです
グレイもかなり歌が多いですが、
フローと歌う「不思議な絆」は
2人の声が溶け合って素敵な歌でした。
階段の動きも含めて『ロボット・イン・ザ・ガーデン』の
「ギフト」を思い出してしまいました
町さんシャーロットとのナンバーは
『クレイジー・フォー・ユー』のボビー&ポリーを
思い出しましたね🍻
ハギーと言えば、やっぱりキレキレのダンスです
カテコでちょっとふざけてるハギーグレイが
大好きです
志音さんフローと並んで去っていくときの
笑顔が素敵すぎました
瀧山 久志さん(ジョン・ホール)
『人間になりたがった猫』の
スワガードっぽかったですね。
ホールは原作だと極悪非道の
どうしようもない悪党ですが、
瀧山さんの声色もあって
ちょっとオモシロイおじさんになってます
岡村 美南さん(デオン)
いや、ひたすらかっこいい
最初の笑い声が低すぎて美南さんとは
わからないくらい。
立ってるだけで存在感がすごいし
殺陣も予想以上に速くて迫力がありました
相当お稽古積まれたんだろうな…
ただ、最後のフライングはどうなんだろう…と思いました。
殺陣のスピードも落ちるし、
実はそんなに効果的でもないかも…
フロー、グレイ、ホール、デオンの豪華な四重唱が
ちょっと薄れちゃうかな。
木村 奏絵さん(エイミー)
フローを慕い、憧れつつも
フローのようにはなれないもどかしさを抱えたエイミー。
奏絵さんの癒し系の歌声がぴったりでした
内田 圭さん(ウィリアム・ラッセル)
ストーリーテラー的な役割でした。
声がいいし、やっぱり歌がうまい
平田 了祐(ボブ)
意外と重要人物のボブ
17歳のわちゃわちゃ感が可愛らしかったです。
最後のセリフが素敵でした…
ペ ジェヨンさん(アレックス)
ここからはマイナスコメントで…🙇
ジェヨンさんってなぜか劇団内の評価が高いですよね。
『ロボット・イン・ザ・ガーデン』もオリキャスでしたし。
ただ正直、歌は上手いですが、セリフが棒読みで
演技はそれほど上手いと思えないんですよね…😓
プロが見ると違うんですかね
アンサンブルさんたちも本当に豪華で、
平良さんのフローパパ、
きららさんのフローママとエリザベス女王、良かったです
塚田さんの扱いやすそうなメンジーズ(という役名がついています)、
政所さんの生きてるときのグレイも素敵でした
この日は最後列に演出の
スコット・シュワルツさんがいらっしゃいました。
前日もいたそうなので、今週はずっといたのかな。
最後列はスコットさんのために空けておかれたい状態。
上演中に何かメモなさってましたね。
ペン先にライトがつくし
ページをめくる音が気になるので
スコットさんじゃなかったらガチギレものなんですが…😓
今後のブラッシュアップを期待して
そっとしておきました…
最初から最後までめちゃくちゃ
泣ける作品でした
公演プログラムの対談記事によると
原作の藤田和日郎先生と脚本の高橋知伽江さんで
結末をどうするか意見が分かれたそうですが…
素敵な終わり方だったと思います
とにかく最後のほうのシーンが素敵すぎるんです
ネタバレになるので明言は避けますが
今も受け継がれるフローの想いを象徴するワンシーンが
印象的で…泣けて仕方がありません
嗚咽が漏れるくらいの号泣でした
本当に素敵な作品に仕上がりました
真瀬さんフロー&泰潤さんグレイも楽しみです
オープニングは爆音がありますという
注意書きもあったので
ある程度は覚悟していたんですが、
予想以上の爆音でした
心臓が弱い方は、照明が暗くなったら
心構えを😣