土曜日は同日に開幕した
『エルコスの祈り』を観に行きました。
初観劇です😆✨
キャスト 2023.8.5（土）ソワレ
エルコス 藤原 加奈子
ストーン博士 中村 伝
ジョン 菊池 俊
ダニエラ 久居 史子
パルタ 秋山 一哉
ダーリー 奥田 直樹
理事長 三宅 克典
セールスマン 赤間 清人
【男性アンサンブル】
松本 拓也
早田 慎太郎
吉田 ケイン
日高 彬文
中西 飛希
【女性アンサンブル】
石村 知幸
青柳 絵里奈
平井 佑季
望月 咲優花
大河原 萌乃佳
田川 光希
藤野 りさ
田中 美帆
谷本 役
一部マイナスコメントがありますので
ご注意ください
藤原加奈子さん（エルコス）
『キャッツ』のシラバブや
『ユタと不思議な仲間たち』の小夜子を演じ、
かわいらしい笑顔と声が魅力的だった藤原さん。
エルコス役はまさにハマリ役でした
声がファミミュ向きです。
純度100％の汚れなき歌声
カクカクした(？)走り方や
（うまく表現できません😅）
瞬きをほとんどしないところなど
ロボットらしさが満載でした。
かわいらしいお顔立ちなのに
ドスの効いた「わっかりやした～
」や
酔っ払いのしゃっくり、
冷凍庫に閉じ込められた後のくしゃみなど
ちょいちょい出てくるおじさんっぽさとの
ギャップが良かったです
意外な芸達者ぶり
コメディ要素が多いこの作品で
才能が開花した感じです
また観たいなあ
菊池俊さん（ジョン）
『バケモノの子』以来、
久しぶりに登場の菊池さん。
元々ダンス系の方なのかな
動きがキレキレでした
そう言えば、『アラジン』にも出てましたもんね。
ジョンはエルコスに影響されて
子どもたちが明るくなっていく中で
一人だけ訳あって反発している役です。
今のシステムに疑問を感じつつ、
でもエルコスのやり方にも素直に従えない…
という苦悩がよく伝わり、
”陰”の部分は良かったのですが
子どものときの思い出を語るときや
最後に笑顔になるときの”陽”の部分は
ちょっと無理してる感があって
あまりキャラと合ってないのかなと
思ってしまいました。
全体的にセリフをハキハキ話そうという
気持ちが強いのか、
ちょっと不自然な感じのところもありました。
（ファンの方すみません💦）
久居 史子さん（ダニエラ）、
秋山 一哉さん（パルタ）
奥田 直樹（ダーリー）
ユートピア学園の悪徳教師3人組。
抜群の安定感とチームワークで
笑わせてくれました
久居さん、『ノートルダムの鐘』からの
華麗な転身、
こんなにおもしろい役もされるのかと
振り幅に驚かされます
第2幕冒頭は演歌歌手のような
拳が効いた歌いっぷりでした
秋山さんは『人間になりたがった猫』でも
拝見していましたが、
長身で動きがきれいなので目立っていました。
まだ若手だと思いますが
ベテラン勢に引けを取らない
堂々とした悪役っぷりでした
どのシーンか忘れましたが
体幹がすばらしい
と思ったシーンがありました
奥田さんはとにかく顔がオモシロイ
見た目だけで十分笑いが取れる
稀有な俳優さんです
それだけでなく歌もしっかり上手い。
どの作品にも引っ張りだこなのが
よくわかります。
セールスマンの赤間さんと
ストーン博士の中村 伝さんは
初日だからか、なんか緊張してる
という印象でした。
セリフが危なっかしくて心配になりました💦
厳しく管理されている子供達を演じる
アンサンブルさん達。
オープニングの一糸乱れぬダンスは
動きがぴったりそろっていて爽快です
指先までピンとしてます
1枠の松本拓也さんは『美女と野獣』にも
出演されていました。
わりとメインで踊ったり、セリフも多い役ですが
あまり滑舌がよくない感じがしました💦
初めて拝見した2枠の早田 慎太郎さんは
今回が四季デビューだったようです。
顔が小さくてスタイルがいいです
3枠の吉田ケインさんは初めて拝見しましたが
背も高いし、お顔立ちもあって、目立ちますね。
『オペラ座の怪人』で8枠を務めていたので
バレエ系の方だと思いますが、
ジャンプが高く、リフトも安定感がありました。
4枠の日高 彬文さんはキビキビした動きが
『ロボット・イン・ザ・ガーデン』の
ポラリスを思い出してしまいました。
お稽古写真で笠松さんに似ている人が
いるなあと思いましたが、
たぶん5枠の中西 飛希さんだと思います。
お顔立ちや鋭い眼光が似てますね。
舞台上にいても笠松さんぽいなあ～
と思うことがありました
アクロバットが多い役でしたが
毎回着地がピタリと決まっていました
女性アンサンブルは知っている方が
少ないですが
1枠の石村知幸さんは『人間になりたがった猫』
を一足早く終えてこちらに来ました。
ファミミュが続きますね。
冷静でしっかり者のローズ、
とても似合っていました
初演が1984年とかなり歴史のある作品です。
もとは『エルリック・コスモスの239時間』
というタイトルでしたが2003年に
『エルコスの祈り』に改題されました。
本名がエルリック・コスモスで
通称エルコスという
キムタクみたいな由来があったことも
初めて知りました
シンプルなストーリーでまさに子供向け。
最近はファミミュと言えど
『はじまりの樹の神話』
『カモメに飛ぶことを教えた猫』
と若干大人向けの作品が多かったですし
『ジョン万次郎の夢』もストーリーとしては
多くの要素が含まれていたので
やや物足りなく感じましたが
これがファミミュ本来の姿なのかな
とも思いました。
この日は初日ということもあり、
入り口付近には劇団四季関係者の
皆さまがずらり。
吉田社長もいらっしゃいました。
暑い中スーツでお疲れ様です🙇
開幕してすぐ、8/9（水）～8/10（木）は
残念ながら中止になってしまいました
今のところ、まだアナウンスは出ていませんが、
おそらく11日（金）に再開するものと
思われます。
【追記】8/11（金）も中止になってしまいました
キャストさんはだれが来るのか
気になるところです
Bチームも気になりますね