6月9日(金)に実写映画『リトル・マーメイド』が
公開されました✨
四季ファンとしてはこれはやっぱり
観に行かなきゃ🏃♀️ということで、
まずは字幕版を観て来ました。
字幕版キャスト
ハリー・ベイリー (アリエル役)
ジョナ・ハウアー=キング (エリック役)
メリッサ・マッカーシー (アースラ役)
ハビエル・バルデム (トリトン王役)
ジェイコブ・トレンブレイ (フランダー役)
オークワフィナ (スカットル役)
ダヴィード・ディグス (セバスチャン役)
これは、良かったです✨
楽しかったです💕
世間の評判は賛否両論らしいですが
私は好きでした😆
ネタバレがありますのでご注意ください
今回の実写映画では
オリジナル版(英語版)も吹替版も
アリエルに期待の大型新人が起用されました。
オリジナル版でアリエルを演じた
ハリー・ベイリーは
アフリカ系アメリカ人ということで
色々な意味で話題になっていました。
多くの人にとって、アニメ版アリエルは
白い肌、青い目、ストレートな赤毛の
印象が強く、イメージに合わないと
批判的な意見も多かったようです。
他のキャラクターについても
セバスチャンが蟹すぎるとか
フランダーがかわいくないとか
スカットルがオスじゃなくてメスになっているとか
何かと批判が目につきました😓
しかし実際に映画を観たら、
そんなことはどうでもよくなってしまいます
そのくらい、ハリー・ベイリーのアリエルは
圧倒的な歌唱力と揺るぎない存在感で
魅力的なキャラクターでした🧜
YouTubeで歌っていたのが
ビヨンセの目に留まり
コンサートで前座に抜擢された
というのは有名な話。
「パート・オブ・ユア・ワールド」は
かわいらしいというより
自ら道を切り開く、
現代的で逞しい女性のイメージで
力強い歌声でした。
リプライズはちょっと…😅
エリックのいる人間の世界へ
絶対に行ってやるという強い意志が
出すぎてしまったいたのか
女豹さながらの獲物を狙うような目つきに
執念に近いものを感じて怖かったですが💦
歌声のイメージとは違い
話すときの声はかわいらしいんですよね
初めての人間界にワクワクする姿や
末っ子らしい破天荒な振る舞いも
生き生きとしていて良かったです
今回の映画は
とにかく映像がキレイでした
真っ青な海、色鮮やかな海底生物たち
海中を目まぐるしく泳ぐシーンは
ちょっと目が回りそうになりましたが😵
ヤマ場の一つである
「アンダー・ザ・シー」は
色彩豊かで楽しい
ピンクのクラゲが登場するシーンは
桜並木を通り抜けるような
かわいらしさでお気に入りです🌸
キャラクターで印象的だったのは
アリエルのお姉さんたち。
ヨーロッパ系、アジア系、アフリカ系と多人種
一体どんなお母さんなんだ
と思わないこともないですが
人魚の世界なので細かいことは
気にしなくていいそうです
ちなみにミュージカルのブロードウェイ版は
すでに多人種だったとのこと。
ヒレが色鮮やかで素敵だったなあ
もうちょっと出てきてほしかった
そして陰の主役トリトン様
威厳ある父親なのに
寂しがり屋の一面が見えて
かわいらしささえ感じました
エリックとアリエルが乗った船を
力強く押すシーンは号泣
そして、この映画で
何と言っても印象的だったのはラストシーン
今回の映画では人種、ジェンダーなど
色々な問題が取り上げられて来ましたが
そんなことを見透かしたかのような
ラストシーンでした。
世の中は固定概念に溢れていて
人魚=若い女性という勝手なイメージを
持っていなかっただろうかと
頭を殴られたような衝撃を受けました
(トリトンも人魚なのにね…😅)
肌の色や性別、年齢、
人間と人魚の境界線さえも越えて
共存する世界を見せてくれた
素敵なラストシーンだと思いました