世界的に有名なピアニストの
フジコ・ヘミングさんが、
4月21日に92歳で亡くなっていたことを
昨日知りました。

昨日、NHK総合テレビのNHKスペシャル
『魂のピアニスト、逝く〜フジコ・ヘミング
その壮絶な人生〜』で彼女の訃報を知り、
驚きました。

亡くなられた頃、ニュースなどで
あまり報道されなかったのでしょうか。

たまたま私が見逃しただけなのか…。

昨日まで全く知りませんでした。

フジコ・ヘミングさんは、
昨年11月に自宅の階段から転落して、
脊髄損傷の大怪我を負い、
救急搬送され、入院。

怪我の治療とリハビリを行っていました。

今年3月にはすい臓がんと診断され、
治療、療養中でしたが、
4月21日に92歳で亡くなられました。

怪我をして入院するまで、
精力的にコンサートを行い、
次のコンサートも予定されていた矢先の
転落事故だったようで、本当に残念です。

なので、病院でもピアノを弾いて
再起に向けて準備をしていたようですが、
その夢が叶うことなく、帰らぬ人となりました。


彼女は、歯に衣を着せない喋り口の

サッパリした性格の方でしたね。


また、年齢を感じさせない

とてもチャーミングな方であり、

独特なファッションも

彼女の魅力の一つだったように思います。


かなり前のことになりますが、

2003年10月にフジテレビ系列で放送された

菅野美穂さん主演のドラマ

『フジコ・ヘミングの軌跡』を

観たことがありますし、

これもかなり前ですが、

彼女の事を記録したドキュメンタリー番組を

観たことがありました。


多分、NHKで制作した

『フジコ〜あるピアニストの軌跡』だと

思われます。


そこで、彼女の人となりを知ることができ、

親近感を覚えるようになりました。


フジコ・ヘミングさんの代名詞とも言える

『ラ・カンパネラ』は私の大好きな曲で、

型にはまらない彼女のピアノ演奏が好きでした。


普通に弾いたらつまらない…

それが、彼女のモットーでも

あったようです。


私が所有している

フジコ・ヘミングさんのCDアルバム

『フジコ・ヘミング こころの軌跡』




ジャケットの挿し絵はフジコさんが

描いたものです。


猫ちゃんも描かれています。


彼女は、小さい頃から猫が大好きで、

心の癒しだったようです。


自宅でも二十数匹の猫を飼っていたとのこと。



フジコさん、大好きなリストやショパンに

天国で逢えたかな?


そして、思う存分ピアノを弾いているかなぁ。


フジコ・ヘミングさんのご冥福を

心よりお祈り申し上げます。







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昨日あたりからホトトギスの鳴き声が

聞こえて来るようになりました。


昨日は、ウグイスとホトトギスの競演でした。


気が付けば、5月も下旬となり、

残すところ後4日ですね。


あと一ヶ月余りで、

一年の半分を過ごしたことになります。


…って、気が早い?(笑)


でも、そう考えると、もう大晦日に向かって

進んでいるんだなぁと思います。


うかうかしてはいられませんね。


今日は、夕方近くから雨が降り始めました。


雨に叩かれる前にと

芍薬の花を5種類6本を切り花にして

花瓶に飾りました。




今日も最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました。