数日前なんか唐突にハンナ・バーベラのアニメの日本語主題歌が聴きたくなった。

 

 

 

 

「まんがのくに」ってテレビ東京で夕食くらいの時間に

 

よくハンナ・バーベラものやった昭和の子供番組。

 

「フリントストーン」といい抜群のセンスのハンナ・バーベラのアニメを

 

日本語にしてさらにグレードアップしたんだかなんだかよく分かんないけど

 

とにかく主題歌が個人的に今のアニメと比べ物にならないくらいのチープさが

 

抜群によかった。

 

 

 

♪銀河銀河ギンギラギンギンギン 銀河トリオのでっぱつだ

 

もう・・・身もふたもなく出発を「でっぱつ」と言い切る

 

馬鹿さ加減が秀逸すぎる。ww

 

なんか好きすぎて時々口ずさんでしまうし、脳の中で再生されまくってる曲。

 

で、今更このおばかなテーマソングを歌ってるのが

 

あの「フォーリーブス」だと知る。

 

 

 

 

「Uバード」も「フォーリーブス」だったのね。

 

 

 

 

・・・つーことは「弱虫クルッパー」も「フォーリーブス」?

 

ちなみにウィキの「フォーリーブス」にはこのこと何も書いてないっす。ww

 

ジャニー喜多川の性加害を受けながら健気に北公次さんが歌ってたのかと思うと

 

ちとせつないというかなんというか・・・。

 

 

そんでもってこれら日本語版のキャラクターのおぽんちなネーミングは

 

高桑慎一郎さんが仕掛け人だった。

 

そんな高桑さんの本があると知って図書館で借りて読んでみた。↓

 

 

 

 

お話口調で書いてあってなんかあっという間に読み終わりました。(;^ω^)

 

とにかく日本人が見て面白いものを作ろうということで

 

キャラクターの名前をことごとく壊変。ww

 

「ケンケン」はほんとは「マットレー」って名前。

 

険悪な犬で「ケンケン」ww

 

そして原作ではしゃべらない「ケンケン」におしゃべりさせたり

 

ケンケンの笑いに関しては声優さんとずっと長々とこだわって練習したという。

 

声の収録中にも「おもしろくないからなんかやって」という無茶ぶりや

 

画面に映ってなきゃ何しゃべってもいいとかルール無用でとにかく

 

楽しいものを作ろうという意気込みがすごい。

 

「チキチキマシン猛レース」だってタイトルも車の名前も全部変えちゃってる。

 

 

 

声優陣もアドリブいっぱいで、「チキチキマシーン猛レース」で

 

あとからナレーション入れる野沢那智さんも台本と違うから

 

アドリブ入れて四苦八苦だったとか・・・。

 

面白ければ声優でなくてもいいということでコメディアンを起用したりもして

 

やりたい放題。ww

 

 

 

「ドボチョン一家」はハンナ・バーベラではなかったけどもちろん高桑さん演出。

 

狼男が由利徹さんでドラキュラが名古屋弁の南利明、フランケンは牧伸二さんだった。

 

 

♪ラリホーラリホーラリルレロン

 

どうしたらこんな脱力系の歌詞思いつくんだろ。ww

 

ちなみにこの曲の作詞は高見一こと橋本一郎さんである。

 

「スーパースリー」というネーミングは高桑さん。

 

そしてまたしても偶然にも今日4月6日は高桑慎一郎さんのご命日である。

 

「どこのだれかは知らないけれど誰もがみんな知っている」仕事をしてる人って

 

やっぱかっこいいね。

 

高桑さんに加えて当時のスタッフさんたちにも

 

楽しいアメリカ製の日本語版アニメをありがとうと感謝しつつ合掌。