眼科に来るご高齢の患者さんは80代後半から90歳越えの人がけっこう来る。
先日来た女性はもうすぐ88歳、すぐ転んで倒れてしまうという。
「こないだは倒れて頭を打って気が付いたら頭が血だらけて
その血が赤くて写真に撮りたいくらいきれいだったわ。」
・・・と、こちらがドン引きするくらいひょうひょうとしている。
認知症が入ってるのかもしれない。(;^ω^)
94歳の男性は娘が介護施設で働いているのでごはんのおかずは
近所のスーパに買いに行くのだという。
この人タバコ吸い過ぎて肺があまり機能してなくてちょっと歩くと息切れがして
眩暈がするとか言ってるのに・・・。
94歳の人の娘さんって・・・けっこう高齢だと思うけど・・・
自分の親の介護じゃなくて仕事で他人の介護をするこの世の中って・・・
↑植松聖死刑囚のインタビューかと思ったら取材した女性だった。(;^ω^)
重度の障碍者の施設や重度の認知症の老人施設など
身内である家族が手に負えなくて施設にお願いするわけだから
その介護はきっときれいごとではすまない想像を絶するものだろう。
自分も一番怖いのはガンになることよりボケてしまうことだ。
他人や家族に迷惑かけて生きるのはいやだ。
しかし・・・植松聖死刑囚は大麻でおかしくなってらしく
犯行前にも大麻を吸っていたそうな・・・
大麻を吸った人の特徴として「常にニヤニヤする」ってのがあった。
だからなんか逮捕の時もにやけた感じなのかな・・・。
彼の「意思疎通のできない障碍者には安楽死を」という考えはずっと変わらず
一貫している。
彼は「心失者」という造語で意思疎通のできない者は「人」ではないので
「差別ではなく区別である」と主張する。
だから「京アニ事件」は彼にとって「心ある人」を殺したから「ひどいこと」で
自分が殺したのは「心がない人」=人間ではないので別次元のことなのだ。
絵もうまく家庭環境も悪いわけでもなく友達も多い好青年だったという
彼が、もし、介護職につかなければその思想を
実行に移すことはなかったのかもしれない。
それだけのことをさせるだけの「現実」がそこにはあったのかも・・・。
以前うちの眼科に来た患者さんで仕事と母の介護で疲れ果てて
「ニュースで親を殺したってのあるでしょう。気持ちがすごく分かります。」
と言ってた人いたっけ・・・当事者になると他人事ではないのだな・・・。
自分の事も家も息子も忘れても「ありがとう」という感謝の言葉は忘れない。
ボケるならせめてこのおばあちゃんみたくなりたい・・・。
ちなみに悪者にされがちな「大麻」だけども、日本の神道では
「大麻」は神が宿り穢れを払うとして珍重されていた。
注連縄も大麻だ。
神主さんがお祓いに使うあのはたきみたいのは「大麻(おおぬた)」という。
なんか脈絡ない話けども・・・
花粉症でぼけてんのかも・・・
昨日はせっかくの休みだったのに出勤してしまって
飛んで火にいる夏の虫状態になって
また今秋休みなしになってしまった・・・ほんとあふぉか・・・。(;^ω^)