子供ができて嬉しかったのは堂々とおもちゃ屋さんに入れるようになったことだった。
「超光戦士シャンゼリオン」のリクシンキが好きだったのでシャンゼリオンフィギュアと共にゲットしたっけ。
ロボットからちゃんとバイクになるんだよ。よくできてんだよね、実に。
赤いバイクってとこが私的にとてもよい。
押し入れ探せばシャンバイザーだってあるはず。いや、シャンバイザーは捨てたかな・・・
声が録音できるペンも買ったな・・・CGペンだったけ?
赤いバイクと言えば「AKIRA」の金田のバイクを思い浮かべる人が多いだろうが、
私的には「紅三四郎」の「紅号」なのだ。
そう、リクシンキは「紅号」を彷彿とさせる。
タツノコプロ初代社長の吉田竜男さんの原作で漫画にもなってる・・・というか
吉田竜夫さんや弟の九里一平さんはもともと漫画家だったのだ。
ウィキを見れば、タツノコプロは兄弟で立ち上げて企画から製作まで全部社内で行ってたという。
他が外注して絵が荒れたりしてるのに比べ、作画もいいし、デッサンもしっかりしてて
とても1969年の作品とは思えないクオリティ。
父の敵討ちのために、特徴が片目の男だけなのに赤い柔道着もってバイクだけで世界中を駆け巡ぐり、
片目がいると聞けば外人部隊にも入ってしまうという正気の沙汰なんだかよく分からない話の展開。ww
いろんな映画のオマージュみたくなってて面白い。
ちなみにどこの国に行っても日本語で通じている。ww
パスポートは?ビザは?生活費はどうしてるのか・・・すべて謎のまま。ww
なぜか鼻をはじくという細かい仕草をするのだが、特に意味はない。クセが強いだけ。ww
第一話から目ん玉飛び出してますがな。ww
最初はオープニングが堀江美都子さんじゃなかったんだね。
なんか氷川きよしばりのド演歌。ww
♪ど~う~せ地球は丸いんだ~
行けばどこかで会えるだろ~
・・・・と、何の手がかりもなく日本を出て世界中で片目の男探しの旅にでるという無謀さ。ww
そしてことごとくいろいろやっかいな事件に巻き込まれるおまぬけ加減半端ない。ww
かっこつけて赤い柔道着を着るけれどそれで強くなるわけでもないんでもないし。ww
でももしかしたら主人公が「赤」のイメージって紅三四郎が最初かもしれない。
でなきゃ「赤影」かな。
靴下も赤けりゃパンツも赤い。ww
とにかくすべてが私のツボ。ww
お父さんの墓が十字・・・キリスト教なんすかね?
「紅十字星」とかいう技もあるから「十字」好きなのかもしれん。ww
三四郎も目が青いし・・・日本人じゃないのかも・・・。
火事のシーンとか船の爆発のシーンとか実写と合成になってて凝ってるな~。
毎回毎回女の子がおしゃれで可愛いいったらありゃしない。
↓昔ペンタブで描いた絵が残ってた。似てない。ww
↓最終回の一話前には猿の軍団と戦ったり・・・
当時はセル画だったから一話ごとにキャラを変えるのって色塗りとかもさぞかし大変だったと思う。
半年で終わっているのでもしかしたら打ち切りだったかもしれず、
結局仇の片目の男には会えずじまい。
正義の味方とはちょっと違う主人公のちょっとズレてるまじめばか感覚がたまらん。ww
ニート生活してた時毎朝再放送を楽しみにしてて、いきなり脈絡なく最終回で呆然とした記憶あり。
でもとにかく絵の美しさに惹かれてビデオに撮ってストップモーションやコマ送りにして書き写したりして
母親にものすご~~~~くいや~な顔されまくってたという香ばしい思い出が蘇る・・・。(;^ω^)
↑あまりに好きなのでこの本も当然持っている。
個人的には九里一平さんの絵柄の方が好きかな。
ちなみに漫画でも片目の男には会えずじまい。ww
忘れもしない中学の時逓信博物館でやってたマンガ博覧会にいったら、
吉田さんが描いたセル画売っててみんながガッチャマンとか買ってるのに私は紅三四郎を買って宝物にしてた。
それからほどなくして吉田さんはお亡くなりになられたみたい。
それとも亡くなってからセル画売りに出したのか・・・古過ぎてよーわからん。
当時はセル画カーボン印刷だったので劣化して線が消えて自分でトレースしたりして台無しになってしまったっけ。
享年45歳だって。若すぎるよ・・・死因はがんだけど絶対過労が原因のような気がする。(´Д⊂グスン
そんでもって紅三四郎の前にやってた番組って「ドかチン」だったのね。ww
このギャップもたまらん。ww
とにかく自分でもよく分かんないけど「紅三四郎」は大好きな作品なんだな~。