4月になれば…楽しみの蛭⁈ | koma3232のブログ

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4月になれば

楽しみだ、楽しみなんだ。

ああ、楽しみの蛭が続々現れて来る。



そこでじゃ、蛭のお勉強を少ししようじゃないか。

さて、蛭の卵!

蛭は卵としてcocoon(卵嚢)に包まれている。

此の卵嚢は表面的にはハチの巣状の突起のある透明なものなんだ。

蛭の卵嚢は産卵時にはゼラチン質の泡となっている。

この中に蛭は産卵する。

この泡となっている卵嚢が、乾燥していくことで皮膜は透明化していくんだ。

 皮膜の内部はとても魅惑的で美しい黄色に満ちている。

やはり黄色くて超美しい。

此の美しさを見たものは、誰もが神秘的な美しさだと認め称賛するだろう。

叶わぬ夢ではあるが、私はこれを見たい。

蛭の卵嚢には5-6個の卵が含まれるという。

 山蛭の1個体の雌が生涯に作る卵嚢の数は20以上に達すると聞いた

普通山蛭の孵化には約1ヶ月かかる。

孵化直後の幼生の体長は約㎜。

誕生した幼生たちは3回か5回の吸血を1年かけて産卵可能な成体になっていく。

仲間の幼生たちは1ヶ月から6ヶ月に1回の吸血を求めて必死に戦っていく。生きて成体になる為に過酷な吸血が求められるわけだ。

此れは山蛭が成体になるまでの存命を賭けたサバイバルだ。

成体になってしまえば其れ以降は年に1回の吸血で満足だ。

あとは吸血しなくたって生きていける。

成体の山蛭たちは2年の絶食に耐える事だって可能なんだ。


吸血蛭を人は嫌うが、生涯の吸血回数は多くたって8回ほどだよ。そして山蛭は5年ほどで此の世にオサラバだ。


   人間見たいに醜くも生に執着はしない。

最近人間界では人生100年スマイルなんて図々しくも100歳まで生きようとするプロジェクトが進行中だ。

    人間は毎日毎日13食、それ以外に贅沢にも生物たちを喰い荒らす。無駄喰いで地球を破壊しつつある。

蛭から言えば、人間こそが下等動物の地位が良く似合う醜い種だ。


人間は創造性が高いと自らの脳味噌を自慢するが、其の創造性はいつもいつだって自己中の創造性だ。人間が地球上から消滅してしまえば、此の地球の生物たちも少しは安堵するかも知れない。


    人は此の地球で生活する全ての生物を闇の中の魑魅魍魎に誘う邪悪な生物だ。