昔、変なセミナーに行くのが流行っていて(自分の中でだけ)
 
あれは何がテーマの会だっただろう??ニコ
 
こんな””遊び””をした。
 

 

部屋のこちら側に、自分ともう1人(C子さん)が立つふたご座

向こうにも2人立っているふたご座

 

 

「これから向こうで待っているA子さんとB男さんとお話してもらいます」

 

司会の人が説明する。 私はA子さんと最初話すらしい。

 

じゃ行くか・・・歩き出そうとすると司会者から紙を渡された。

 

 

うさぎクッキー

 

 

畳まれたメモを開くとそこには

 

『 A子さんは大変苦労された方です。

  小さな頃からご両親が病気で、親代わりに妹の面倒を見てきました。

  でも明るく生きることが自分の使命だと思って、いつも笑顔を忘れません 』

 

的なことが書かれていた。

 

 

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A子さんと「初めまして、こんにちは」と挨拶した。

 

 

                 

 

何とはなしに、天候の話や趣味の話などをする。

 

「前情報」があるだけに

家族の話はしない方がいいのかもな。。とか考えるジンジャーブレッドマン

 

 

確かに笑顔が素敵な人でしたが

時おり見せるA子さんの無感情な感じ・・・は

幼少期から我慢の連続だったから、だろうか? とか

好きなアイドルについて語る熱心さは、やっと得られた癒しなんだろうか

などと勝手に納得しては、共感めいたものを感じようとしていた。

 

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A子さんへの好感を抱きつつ時間は終了して

今度はB男さんのメモを渡された。

 

ちらりとB男さんの方を見ると、いかにも優しそうなお父さん〜風。

 

しかしメモには

 

『 この人は、昔たくさんの女性を騙しました。

  特に年上の女性をねらい、優しい言葉で信用させてお金を巻きあげました。

  今は家庭を持ち真面目に働いていますが、何故か高級車を乗り回しています 』

 

アセアセ

 

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私「こんにちはー・・」

 

B「こんにちは!爆笑

 

 

爽やかな笑顔。

 

(とても悪い人には見えない。みんなこの爽やかさに騙されたんだろうか。。)

 

 

B「最近急に寒くなりましたね、風邪とか大丈夫ですか?もともと引かない方?」

 

私「は、はい大丈夫ですっ」

 

(すごく淀みなく話す!やっぱり詐欺師は口が達者だわ?!気をつけないとガーン

 

B「はははっ爆  笑 そんな緊張しなくてもいいよっ はははっ」

 

私「ははっゲラゲラ

 

(・・・・ハ!ゲロー 釣られて笑ってしまった。これも手か!危ない!あせる

 

 

優しげな笑みも、穏やかな物腰もすべてが「元詐欺師ニヤ」につながり

たまに見せる険しい目線は「やっぱり!こっちが本性か!」と私を怯えさせた叫び

 

 

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ピピーDASH!

 

 

終わりの合図がきて【ゲーム終了OK

 

 

 

 

 

 

私と司会者とC子さんで「相手の印象」について話し合うタイム雪だるま

 

私はA子さんについて

 

「優しくて強そうな人」「頼れる姐さん気質」「元気そうに振舞っている人」

 

などなど思いつくまま話す。

 

B男さんについては

 

「何かたくらんでいそう」「優しげだけど目が笑っていない」「腹黒。。」

 

とかねー

 

実際は何もされてないのに言いたい放題に言う。

 

それを聞いていたC子さんが

 

「へっ??真顔はてなマーク

 

驚いている。

 

 

「B男さん、イイ人でしょ。そんな悪い人に見える?」

 

「イイ人そうに見えるから怖いんだよ。騙されるんだよ」

 

「・・・・ ダ マ サ レ ル はてなマーク はてなマーク はてなマーク

 

 

 

旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗旗口紅

 

 

 

つまり、そうだ。

 

 

あのメモの内容は全部「ウソ」だったのだ

 

 

 

A子さんもB男さんも特別ものすごい過去がある人ではなく・・・

「向こうの人と喋ってください、好きなように」と言われただけの人。

 

好きなように喋っていたら

「変な同情心笑い泣き」や「敵意ムキーッ」の目で見られ汗(実験とはいえ気の毒)

 

 

C子さんに渡されたメモには

私がもらったものと、ほぼ反対の内容が書かれていて

彼女はA子さんに対して「冷たい感じの人」「策略家」という印象を持ち

B男さんのことは「あったかくて心の広い人」なんてイメージを持った。

 


 

              

 

 

人のイメージというのは、こんなに儚く心もとない。

何も知らずに会っていたら、もっと自分の感覚で相手を見られただろうに

「それ(真実か分からない)」と聞いてしまったがために

目が見えなくなって、脳がねじ曲がって、五感は無になってしまう。

 

 

どんなに努力して「親切そう!」に振る舞ってみても

それすら邪推されるならもう、勝ち目がない気もするゲロー。。

 

 

 

 

 

実際子供の頃、ほとんど話したことのない「女子たち」に毎回睨まれたり

コソコソ文句を言われたりしたことがあって

身に覚えがないからどうしようもなく、普通に笑って

「なになに〜?」ニコニコとか返してたんだけど(能天気)

数ヶ月後、ようやく睨み攻撃が止み

「あなたが私たちの悪口を言ってるって、人から聞いたから・・・」

って、教えてくれた。

 

よく知らない人の悪口をどうやってやるんだろうか。。zzz

 

でもそのネタバラシ?が無ければホントに謎だった。わかってよかった。

もしあの時睨まれて、自分も睨み返していたら

「あ、やっぱり!!」ってなったんだろうな。

そんな意味不明な誤解は、世界中あちこちにあるのかもしれない。

 

 

  

 

 

 

今日、せめて自分は

自分の目で見て、耳で聞いて

感じ取ったものだけをアテにしよう

 

 

 

それ以外は・・・・・    一旦保留パー

 

 

 

仲の良い誰かが、親切で教えてくれたことでも

エライ人が説明したことでも

えっ 嘘でしょ?! そんなことある? 

心グラりと揺らいでも

結論は出さない。

 

「へええ ふーーーん?」とか言いながら

 

 

「一旦保留の箱」へ入れる やぎ座

 

 

時が経てば、その箱を覗くこともあるだろうし

中身を入れ替えることもあるだろうし

箱そのものが消えちゃう場合もあるかもしれないけど

 

 

             

 

 

「誰かの視点」を「自分の視点」と勘違いしないように

 

否定も肯定もすぐにしなくていい

 

だって分からないもの

 

誰も「神様」じゃないしね 照れ