令和の時代になりましたが、
昭和50年代、各家庭には、
必ずと言ってもいいほど、
オーディオセットがありましたね。
小さいのはラジカセから始まり、
ミニコン、シスコン、
そして単品コンポへつながります。
カラオケボックスなんてなく、
8トラクックの家庭用カラオケなんて物も
ありましたね。

当時、SONYの1本15万円のスピーカーが、
1万セット売れたとも聞きます。
それだけスソノが広かったってこと。
そりゃ各メーカー、
血眼(ちまなこ)になって
開発しますがな(笑)

そこに、色々な戦争、競争が勃発します。
同じ価格なら、
わが社を選んでもらおうと、
性能、機能てんこ盛り!
採算度外視とも思える物も存在しました。


さ、長い前置きはこの位にして(笑)


昭和62年発売、スピーカーの
ゴッキュッパ(59800円)戦争ど真ん中!

ビクター SX-511 定価59800円/1本



上物が出たので、買っちゃいました。
税別、2本で、3万5千円。
サビが出やすいフレームも、ピカピカ!
スコーカーには、アルニコマグネット採用。
しかも、見てよ、このフレーム。



アルミだけと、この厚み。
どんだけコストかかってるんだか。
令和の時代に同じ物を発売したら、
1本20万円近くになるのでは??
音は、大きな音は出していないけど、
フラットな感じ。

店員さんに、最近国産スピーカーの
中古が出てこないねと質問したら、
驚きの回答がありました。
なんと海外のバイヤーらしき人が、
買い漁るそうです。
一回に300万円分とか。。。
アメリカ製ではなく、
made in Japan
がターゲットのようです。

もし、このブログをお読みの方で、
昔の国産オーディオを買おうかなぁと、
思っている方!
のんびりしていると、無くなるかもよ。
一度海外に出たら、
二度と戻ってきませんし、
もし再生産されたとしても、
当時の数倍の価格を覚悟しなければ
なりません。
新品で現在発売している
ゴッキュッパ戦争の生き残り?
オンキヨーの77シリーズは、
2本で30万円を越えます。