てをつな号 ラスト・ランー1 | こまねこプロデューサーのブログ

てをつな号 ラスト・ランー1

今日からNHKで朝ドラ「あまちゃん」始まりましたが、その舞台でもある、三陸鉄道の町々に週末行ってたワケですね。合田カントクとマエサカは久慈へ。キタザキと私は宮古へ。

「てをつな号」ラスト・ラン。
昨年の春から走り出した「てをつな号」、1年を経てラスト・ランです。

今、このブログを読んでもらっても、「もう、てをつな号」乗れないんだ、って思われちゃうかもしれない・・・けど、やっぱり、「忘れないで」のために、書いておこう。記憶のための記録です。

いろんな人たちの思いを乗せて、走り出した「てをつな号」でしたが、「終わってしまう」ことに、なんとも言えない切ない思いがありました。
私たちは三陸鉄道と、そして、それを通じて、被災地のことを「忘れない」ことが大事なのに、なにかを「終わらせる」ことに、ひいては「終わることを始めてしまったこと」に、後悔・・・とは言わないけど、なにか、複雑な・・・罪悪感のようなモノさえ感じたりするのでした。

アオマツが震災の直後に言ったんだ。
「本当によく考えて『やったほうがいい』と思うなら、どんなことでも被災地のためのコトをすべきだ」って。すべてのコトはやったほうがいいけど、やらないほうがいいとも言える。だから、何かをすれば「しなきゃよかったのに」って、たいがいのコトは言われ「得る」もんだ。
だから、よく考えたら「やる」ことが大事だ、と。
あのとき、自分たちはよく考えて、やるべきだと思った。
そして、たくさんのクリエイターたちと、それをめぐる大人たちが「やろうよ」って言ってくれた!
だから、いいと思おう。
「てをつな号」が走ったことを!

1日経って、そんな風に思ったのでした。
だから、書くのさ。
てをつな号のラスト・ランで自分が感じたこともネ。つづく。