音楽のこと(2)とトークのコト
・・・・ですが、まずは週末の報告。
(思えば、渋谷での上映も来週が最後の週末ですな。)
昨日はaikamachi+nagie のおふたかたと、合田監督のトークショウ。
なんちゅーか、このプロジェクトのスタッフはなんともいえない、緩やかなトーンでのトークで、すっかりそれに慣れてきたんですが(とは言えクリエイターは仕事のときは、緩やかなばかりじゃなんですよー。手ごわい手ごわい。。。)、aikamachi+nagieトークは初めてなので、なかなかいろいろなニュースがありましたね。
aikamachi+nagieのおふたりと合田監督。
で、いろんなことを思い出しました。
ai kamachさんの曲って、ちょっと大人っぽいクセがあって、それは時々Jazzのテイストだったり、今回みたいな、不思議な楽器だったり、そして、基本の「き」はピアノのなんとも言えない「語り」だったり。・・・すごく、そこにしびれます。これが「天才の仕事」なんですよね。
そして、やっぱり思い出すのは「(現)はじめのいっぽ」の音楽。
「こまねこ~♪」が来たときは衝撃でしたね。
「えっ!?ぜんぜん打合せとは違う音楽だし(このときは多少は合田監督のイメージも伝えていたように思います)、こまねこって歌っておる!あれっ?そういう話だっけ?でもなんだか、気になる、むむむ。」・・・でも、あっという間に「これしかないよね」ってことになったわけです。
これが「音楽の力」で「音楽が及ぼす奇跡」みたいなことなんだよなあ。
急に映像が、違う力を帯びてくるんです。
今回のグラスハープもai kamachiさんは「瞬間的に決めた!」ってトークでおっしゃってましたが、私は初めて聞いたとき、びっくりしたもんな。「うわ、こう来たか!」って。
続きの話が聞きたくなりましたが、来週もトークは微妙にメンバーチェンジしながら進みます。
土曜日は合田監督+峰岸アニメーターのライズエックスでは2回目のトーク。
日曜日は合田監督+杉木完ちゃんカメラマン+関口まちゃ子カメラマンの3人トークです。
峰岸さんの話は、回を重ねるごとに新しいネタが出るし、カメラマントークは初めてですね。今回は完ちゃんと、今回かなり活躍した若き女子カメラマン、セキグチ(他社の方なのに気楽に呼び捨て、ゴメン。)のCAS コンビ。
きっと面白いと思います。
ちなみに、セキグチは、山口県立美術館の合田トークに突然ふらりと訪れて私たちをびっくりさせた、ドワーフ追跡者でもあります。
そして、戻って土曜日のトークは・・・。私の回ね。
いやー緩かった。ごめんなさい。
本当にね、合田監督と私は、こうやってあらためて、トークするのって初めてなんですよ。
(今回は峰岸さんのピンチヒッター気分だし)
スタッフと監督、という関係に比べて、私と合田監督の話をする必要がある局面って、「しょっぱいこと」が多いからなあ・・・。だから、なんか、「なじまない」トークだったのでは・・・と心配。
いや、決して仲が悪いわけじゃないし(多分・・・)コミュニケーションが取れないわけでもないんだけど、、、そして、決して会話が少ないわけでもないし、ずーっと一緒に仕事しているわけだし。。。
ま、あらためてトークとか、特にそういう機会がなかったですなあ・・・。
そう言えば「ご趣味は」とか「好きな動物は」みたいな会話もしたことないかも。
というわけで、ちょっと新鮮でもありましたが。
とにもかくにも、私はちゃんと皆さんが聞いて楽しい話ができていたかは自信なし。
合田監督初回トークのときみたいに「質問コーナー」とかやればよかったかなあ。
などなど、いろいろ思ったりいたしました。
おお、そうだ!言い損なったことや、上手く説明できなかったことは、ここに書けばいいのか!
と思いつつ、今日はこんなカンジで・・・。