京都みなみ会館
１１月２１日の夜の分の日記。
今朝、８時台の新幹線に乗って、名古屋に来たんだったなあ。
そして、小倉トーストご馳走になって、舞台挨拶して、サイン会みたいなことして、いろいろな方とお話しして、、、ってずいぶん前の出来事みたい。そのあと、別件の仕事があったから、名古屋の端っこのイベントスペースに取材に行って、駅に戻って、きしめん食べて、きしめんが思いのほか醤油が濃くて納得できなかったけどお腹いっぱいになっちゃって、新幹線に乗って、あっちゅー間に寝て、、、京都に着きました。
京都みなみ会館は、私の大好きな「東寺」のそばにあります。
観光地がたくさんあるのとは反対側なのです。
でも、東寺の五重塔が劇場の前から見えちゃうみたいな素敵な立地です。
京都みなみ会館にやってきました。トークの告知を写真に撮る峰岸アニメーター。
さて、京都みなみ会館ってなんだか懐かしいキモチになる劇場です。
私の子供の頃・・・いや、わりと最近まで、映画館ってみんなこんな感じだった。そうそう、シネコンが隆盛を極める前の映画館です。とっても広くて天井が高い。なんだか、いい劇場です。なんとなく、かける映画に「選ばれて」うれしいなあ、と思っちゃう映画館。それは、きっと「選んでいる」人を感じるから。
そんな映画館の代表、佐藤さんとご挨拶。これまた映画を愛するステキな方です。
それがきっと映画館の「個性」にも感じる。
（でも、みなみ会館はその古さはヨシとして、『ハコ』は古いけど、椅子だけは新しく快適なものに変えているんですって。これって、すごく大事、すごく「わかっていらっしゃる」こと。
ところで、地方のアートシアター系映画館って、１つの映画館（というか、ひとつのスクリーン）が１日に何本もの映画をかけます。要するに時間によって同じスクリーンに違う映画がかかる。
これって、制作者からしてみるとちょっと怖いけど、合理的なシステムです。
というわけで、私達が着いた時点で、劇場には他の映画かかかっていました。そのあいだ、舞台裏で、佐藤さんと打合せ。今井館長さんの淹れてくださったお茶がいい香りで「ココは京都だなあ」と思う瞬間。
そして、佐藤さんと一緒のトークショウで上映開始。でも、ぶっちゃけイチバン人気は「こまちゃん」かな。
「京都みなみ会館」は今回「こまクリ」がかかる中でイチバン大きな劇場です。
なので、佐藤さんが、ずいぶん前から「来てもらっといてガラガラだったらどうしよう」ってすごく気にしてくださってました。大丈夫です。そういうこともありますから・・・。でも、そういうことを気にしてくださるんだなあ。・・・で、劇場はまあまあの入り。（佐藤さんが「よかったーーー」と胸なでおろしてました。
そして、そして、「こま」上映。
私も一緒に見させていただきましたが、大き目の劇場で観るのもやっぱりいいなあ。
そして、劇場内では、いろいろな方が「思わぬところ」で笑ったりしています。
さてさて、事前のトークでも言ったとおり、終了後はサイン会。
ロビーはちょっとした人だかり。うわーーー。流石大きな映画館からは人がたくさん出てくるじょ。
先頭はこんなカンジ。
なんとなく、京都は「どーもくん」に関して話をする方が多かった気がするんですけど・・・どうかな。
ところで、ここでもロビーで影のようにひっそりと（？）様子を伺っていたら、そうっと私にも声をかけてくださった方もいらっしゃいました。
既に東京でも「こまクリ」を観てたんだけど、今回、合田＋峰岸がやってくるんだ、ってことであらためて地元京都でご覧くださった方が来てくださってました。
すごくうれしい話をしてくださる方も。前作の頃、進路にちょっと悩んでいたんだけど、こまの一生懸命モノを作る姿に感激して、「ちっちゃな手で、後押しされて」ものづくりの道に入った（布でモノを作るお仕事だそうです！こまと一緒だ！）って話をされた方がいらっしゃいました。仕事とかでいろいろあるけど、（ものづくり系の若者は大変です！）こまちゃん見て、元気になって、またやる気になった、とか言われると幸せです。
こういうハナシを聞くと、責任重大な仕事だな、と思いつつやりがいや喜びを感じます。
劇場前で、合田・峰岸、そして、みなみ会館の佐藤さん。
さて、、、というわけで、長い１日も終わりが見えてきて・・・
みなみ会館のみなさんと映画談義、ってか劇場談義かな、しながら、近くでご飯を食べました。
今日、初めてお会いしたのに、なんだか、話が弾んでしまう、「劇場の方」って不思議です。
また、呼んでくださいね、と言いつつ、また、移動。
ああ、こんな紅葉の美しい時期、できれば京都にまだ居たいのに、だからこそ宿が取れなかった私たちは、このまま大阪へ移動です！
なんだか、移動距離の長い１日だなあ・・・。
ところでところで、「京都みなみ会館」での上映も今週中のみ。
みなさん、お誘い併せの上、是非是非！