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早起きして内宮へ。

昼間は鳥居近くの駐車場は観光バス、タクシー、バイクのみが駐車でき、
車は専用駐車場を使うことになるになるのだけど、
朝の7時くらいまでは交通規制がかかってないので近くまで来れる。
それでも近い駐車場はいっぱいだった。

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五十鈴川を渡って。
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ちょうど朝日がのぼりました。
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ひんやりした空気がまたいい雰囲気をつくってくれます。
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そこそこ人はいるものの、昨日のような待ちもなく快適で気持ちのいい朝の内宮。
ワイワイと人の賑わう声ではなく、しっかり砂利を踏みしめる音を聞きながら参拝してきた。
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御祭神は天照大御神。
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やはり気持ちのよい朝の参拝がオススメです。

そして早朝から営業している赤福へ再び。
縁側で川を眺めながら味わう。
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急いで宿に戻ったら朝食。1日のエネルギーをしっかり蓄えます。
この日の目的地は熊野の速玉と那智。
昨夜の雨で黄砂も洗われたようで、気持ちのいい空下のライディングスタート♪

走ってみたい道はいくつかあったのだけど、けっこう距離があるということで
最短ルートでまっすぐ那智速玉のある新宮を目指した。
内陸を通ったからほとんど山に囲まれた道。高所に架かる伊勢道が何気に景観よかったかも。
先に出た車班に追いつくべく捕まらない程度にバイクをとばす。
どこかのコンビニで休憩中だった車班をいつの間にか追い抜いてたようで、
余裕が出てきたので獅子岩の見える海岸線でひと休み。

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先に止まってたごっついカスタムハーレー。
ナンバーを見たら同じ習志野ではないか。
親近感が湧いてきて♪ちょこっと立ち話。
皮装備が似合うとってもアメリカンな風貌の人だったけど(笑)とても気さくな人柄のライダーさん。
住まいは、同じ街の駅をはさんだ反対側?と言ってたような。
彼は那智方面から来たということでうちらと逆にまわってる。
お互い行き先の情報交換をして、旅の無事を祈った。

獅子岩のちょこっと先にある道の駅。ウミガメ公園。
飼育、または保護された海がめを間近で見ることができる。
ここでしっかり休憩を取り、残り数キロを走って那智速玉大社に到着した。

なかなか車班がこないので、ひとりぷらぷら。
向かいにちょっとしたお土産、飲食コーナーがあったので行ってみると
パネルを使った熊野の歴史語りをやっていた。
流れるような語り部さんの口調に惹きこまれます。
途中からではあったけど、神話を交えた熊野の歴史は面白くて分かりやすくて、
まったくの無知であった速玉大社に興味が持てるようになった。
駐車場には日本一周中の学生?チャリダーさん。
故郷は同じく千葉県とのこと。旅は始まったばかりらしいので、
もしかしたら、またどこかで会うかもしれないね。よい旅を。

三宝柑ジュースで水分とビタミン補給♪
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速玉大社に祀られるは、薬師如来となる速玉大神(過去世の救済・当病平癒)、千手観音菩薩となる夫須美大神(現世の利益)だそうです。
青空に映える神社の朱。
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神木のなぎの木。
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旅のお守りとして「なぎ守り」をいただいた。
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次は那智大社。
大門坂から登っていった。
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石の階段がつづくここはほんの20分程度で熊野古道っぽさを味わえるところ。
山を登るので寒いかなと思ったけど、木々に覆われた大門坂は風がふかなくて汗だくでした。
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大門坂の後も、本殿まで続く階段。
あまり寝てないしあまり食べてないしもうヘロヘロ。
疲れてたこともあって、お参りが雑だったかもしれない(汗)

那智大社は夫須美大神(現世の利益)。
また、明治の神仏分離令で仏道が廃止される中、那智では観音堂が残され今の青岸渡寺として復興されたそうです。

本殿わきを進むと滝が見えてきました。
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友人は以前那智に来た時、滝の入場時間に間にあわず、那智大滝の目の前までいけなかったとか。
あんなに疲れてたのにそれを聞いたらダッシュしてたから不思議である。
結局GWは時間を延長していたので急いでくる必要はなかったのだけど(笑)無事に入れてよかった。
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延命長寿の霊水と伝えられている水を杯でひとくち。
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霧状の飛沫を纏いながら那智の滝。
癒しもあり、なおかつ荘厳さもある滝の風景はいつまでも見ていられました。

帰り道に黒飴ソフトで疲れた体に糖分補給。
ただ甘いだけのソフトクリームかと思ったけど黒糖の甘みがやわらかく、飽きない味でうまい。
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宿は那智から10キロほどの太地町の国民宿舎。
赤字で経営が厳しいと聞いてたけど、なんやかんやと続いててくれて
宿はとてもきれいなところでした。
部屋から見える海原もいい感じ。

潮の空気に包まれながら、2日目おわり。


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