自分の中にいる「批判者」にやっと気が付いて、

自分を褒める=肯定する練習をしばらくしていました合格

 

その後は、あまり大きく生活が乱れることもなく

遅刻も無くなり、体が動かない…みたいなことも減っていきましたニコニコ虹乙女のトキメキ

 

ただ、母と関わると否定する言葉のオンパレードで。

またムクムクと落ち着いていた怒り、しんどさ、無力感が再燃するのを感じました。

 

子どもの頃から長いあいだ

 

親は絶対的な存在である

歯向かうなんてありえない

子どもは親の世話をするために生まれてきた

 

という母からの強烈な呪縛にさらされてきたので、
1人だけの努力では、どうしてもこの無意識の価値観を変えるのが難しかったです。

 

無意識って怖いなぁと思いました。

なんというか。。あたかも、それが本当に真実かのように錯覚するし、

ある意味で自分の基盤や軸になっているから、これを見直したり修正することは

自分の根本を否定したり、壊したりする感覚になってしまうんですよね。

 

まぁ、とはいえ

自分が単にだらしないから、時間にルーズだから、継続力がないから、ダメ人間なんだ。というのは、呪縛からくる思い込みなんだということに

意識を向けられるようになったのは、すごく良かったと思いますアップニヤリ

 

例えば、何かしらのクセを治そうとするとき、

無意識すぎて自分では気付いてないけれど、

周りの人から指摘されてやっとそのクセに気が付くから治せるのと同じで。

 

まずは無意識の状態から、意識下に持ってくることが大きな第一歩だと思います。

 

 

私の場合は、無意識に自己否定を毎秒毎秒やってる感じでした。

そこで、仕事やプライベートで何かトリガーになるような出来事があると

しゅーーーーーっと深く傷ついた場面に引きずり込まれて

怒り、悲しみ、無力感、「あいつは絶対に許さない」「あいつには絶対に勝ってやる」のような気持ちがぐわんぐわんと渦巻いて、真っ黒な泥水の中でもがきながらファイティングポーズをとってるような感覚に陥ることが多々ありました。

フラッシュバックかなと思う感じ。まざまざとその場面がよみがえり、気を紛らわせようと思っても全く効果なし。

怒りが収まるまで、とことん怒り狂うしか対処法がなかったです。

 

 

そんな感じのことは度々あったけれど、

でも、何より、自分を褒めてあげようと思えるようになったので

子供の頃よりはずっと楽になりました。

 

 

その後、10年近く経って、息子の出産時トラブルがあり

久しぶりにメンタルがずたぼろ、限界に達してカウンセリングを受ける機会がありました。

 

当時はなかったオンラインカウンセリングが充実していて、

家でもカウンセリングが受けられるのが本当に助かりましたショボーン

 

 

まずは、もちろん息子に起こったこと、

もう人生を終わらせてしまいたいと強く思っていた時期だったので

その状況を打破するためにカウンセリングを受け続けました。

 

息子が1歳を迎える頃、

少しずつ状況を受け入れるというか…

起こった出来事は辛い、悲しい と感じていることを自分自身で受け止める。

そして、それでも頑張っている自分を認める。

息子が可愛くて、大切だということを考えずにとにかく感じる。

一命をとりとめて今生きてくれていることを素直に喜ぶ。

 

そんな感じで、セッションを繰り返し

私の気持ちは行きつ戻りつしながら、ゆらゆらと何とか途絶えずに

人生を歩もうと思えるほどには回復しました。

 

 

そこで立ちはだかったのが

 

無意識に自分自身に対して行う批判の嵐台風波台風波

 

でした。

 

 

カウンセラーさんは、親子関係、毒親、複雑性PTSDのご専門の方で

私が感じていたフラッシュバック、成育歴、自己評価などをヒアリングして

複雑性PTSDの傾向がある可能性を教えてくれました。

診断ができるわけではないけれど。

関連書籍などを教えてくれました。

 

 

当時の私は余力がなさすぎて、

本にあった事例を読むだけでフラッシュバックと、動悸や吐き気がしたので結局読み進めることはできなかったですが、

 

 

 

 

 

 

 

カウンセラーさんには、自力で向き合うことができないから、カウンセリングでフォローしてほしいことをお伝えして

約2年間伴走してもらっていますお願い音符

 

 

今の私の段階はこんな感じ↓

 

親から否定的な言葉をかけられ続ける

褒められる=甘やかされる=ろくな大人に育たない

…という価値観を無意識に刷り込まれる

自分を肯定する=甘やかす=頑張れないはず

頑張るためには甘やかさない=自分を否定しないといけない

という思考回路でやる気を奮い立たせる

バランスが崩れる

初めてのカウンセリングで

自分で自分を否定していたことに気が付く

ほめ日記に出会い目からうろこ

強烈な否定やフラッシュバックが起きたら

落ち着くためとりあえず自分を褒めるようになる

出産時トラブルに対して本格的にカウンセリングを受ける

子どもへの思いや自分の感情が落ち着いたら

顕在化してきた自己否定や複雑性PTSDの可能性を知る

自分があびてきた言葉の異常さを知る

親との関係を断つ

自己否定をしている自分を「内なる批判者」と名付けて

自分とは切り離して考えるようにする

内なる批判者が現れたら、まずは批判者を認識して、論破するように事実をもう一度確認するように訓練中

メンタルが安定してフラッシュバックが劇的に減る

トリガーになる出来事に出会ってもざわつかなくなる

自分自身のことを大切にしようと思えるようになる

同じように周囲の人たちも大切に思えるようになる

勝ち負けではなく、自分が満たされる満足できる豊かな人生を目指そうと思うようになる



長くなりましたが、経過としてはこんな感じです。

今後は、目標を立てて継続して達成するとか、

義務感や使命感ではなく、心から子どものことを大切に思い、愛情をかけて育てられる母になりたいと思っています。


実は、子どもに対してどういう言葉かけをしたら良いか全くわかりませんでした。口から出てくる言葉は、自分の母親と同じような否定する言葉ばっかりでした。


でも今は子どもが頑張っていることをちゃんと言葉でフィードバックできるようになりました。

出産時トラブルを生き抜いて、今も元気に可愛く大きくなってくれている子どもを誇りに思うし、

頑張っていなくても、ただそこにいてくれるだけで、自分にとって本当に大切で愛しい存在だと言うことを恥じることなく堂々と言えるようになりました。

昔は自分の子供を大切と思うことが恥ずかしいことだと言う価値観がありました。

それは間違っているなと感じます。


誰かを褒めたり認めたりすること、愛情を持って接すること、子供を擁護すること、大切に育てること。

これは何も恥ずかしいことじゃないし、誇るべきことだと今は思います。


長くなりましたが、私の現時点での全てをお話ししました照れ音符


毒親から脱却して自分の人生を取り戻すまでのおはなしでした



自分の機嫌は自分でとるおねがい


フラッシュバックで自分のことを制御不能だった私にとって、これ↑はとっても嬉しい!