【閑話】養子と伝えた所 | 特別養子縁組親子のライフストーリーワーク

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42歳で結婚。44歳で特別養子縁組の道に進み始めました。46歳で児相から特別養子縁組前提の委託があり、父50才・母47才・息子1歳1ヶ月で入籍、実子となりました。

40代夫婦が特別養子縁組をするまでの記録です。

 

【閑話】養子と伝えた所

 

 

身内、職場や近所、親しい友達には養子を迎えたことは伝えています。

 

それ以外の“深くはないけれど定期的に会う人たち”には、話さなければ話が合わない人だけに伝えています。

 

伝えた人たち

丸レッドマッサージ(ラフィネ)

3年くらい通っているので、妊娠していないことは一目瞭然。妊婦さんにはできないマッサージもたくさんしてもらっています。

子育て特有のコリもあるので、養子を育てていると伝えました。毎回マッサージをしてもらう方の指名はしていないのですが、初めて伝えた後からはどの方でも自然に子育ての話ができるので、店舗内で共有してくださったようです。

 

 

伝えていない人たち

バツレッド美容院

もともと美容院での会話が苦手です。

本当に親しくなった方とは少し話をしますが、基本ずっと目をつぶっていたり、本当に寝ていたりします。

コロナ禍でさらに会話は減っていたし、おなかが目立たない妊婦さんもいるので「子どもを授かった」とだけ言って、あえて養子とは言いませんでした。

産後の髪質や抜け毛の話も「抜けませんでした~」で終了。

さっさと公園や子どもの初めての散髪の話などにすり替えています。

バツレッド職場以外の仕事関係

育休をとるにあたり、職場以外の仕事関係の人にも数人知らせる必要がありました。

「急ですが、育休をとることになりました」

とメールをしたのですが、皆さん「おめでとうございます」と仕事内容の諸連絡のみで終わりました。

1人だけ育休に入ってすぐに電話で連絡を取る必要が出た時に「いつ産まれますか?」と聞かれたのですが「もう産まれてまして…」と言ったらびっくりはされましたがそれでおしまいでした。

バツレッド脱毛サロン

委託がある2ヶ月前から口周りの青髭処理のため脱毛サロンに通い始めていました。

何かの拍子に家族構成の話になり、育児中ということを伝えました。

産まれた時期については“通い始めた頃”程度にぼかしています。その後の会話で今何ヶ月かなども話題に上がりますが、特に整合性のなさを突っ込まれることもなく現在に至っています。

 

養子であることを隠す必要はないと思います。

しかし誰にでも話をするのは、赤ちゃんにとってのプライバシーを考えると、ちょっと違うかなぁとも思っています。