闘病ものがたり。9 検査の辛さ | 滋賀 京都 三重 奈良 防災備蓄収納マスタープランナー。防災備蓄収納と整理収納のプロです。

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難しい事ではなく、特別な事でもないのが「防災備蓄」です。それを知ってもらい、始めるためのお手伝いを致します。まずは何を?と思って頂いたら、直ぐに始められますよ(・∇・)おかたづけとの関係が実は大きい防災備蓄。ゆっくり始めても意外に早く出来上がります。

お断り。

 

この体験はもう20年と少し前のお話です。

 

今の医学はもっと進歩しています。

 

 

そして、今現在、

息子はとても元気に過ごしています。

 

 

昔の話なのと

関係各所に、ご迷惑をおかけしたくないので、

どこまでがフィクションか

どこまでがノンフィクションかは

ご想像にお任せします。

 

ただ、

もし今、頑張っておられるお母さんや

今、子供との向き合い方に悩むお母さんたちの、何かのヒントになれば幸いです...

 

 

どうか、興味のない方はスルー願います。

 

 

***************

 眠れない朝を迎え、


夜が明けるころ、

看護師さんが部屋の中へ

専門着に着替えながら入ってきました。



おはようございます!!



明るく元気なのはありがたい...




しかし、その声でりんくんが起きてしまったんです!!



いつもはもう少し寝てくれている時間なのに...えーん


びっくりして、泣いて私を探すりんくん。

しかし、容赦なく看護師さんは、

脇の下に体温計を入れて検温しています。



あ...あの...

抱っこしていいですか?


点滴の管をつけたままのりんくん。

私を見つけて泣きながらバタバタ動きだしました。



あっ!ちょっと!!

看護師さんは、心音を聴きたいのに、バタバタするりんくんに困っている様子。


結局、どんどん泣き方が激しくなるりんくんを、ようやく抱くことができました。



でも私は、点滴の管がこわい...

加減がわからない。



りんくんは、

周りを見て、

怯えているようにも見えました。


「大丈夫よ、大丈夫。」

私は必死であやします。



なんとか心音をきき、出ていく準備をしながら、

看護師さんが

今日は朝から検査がたくさんあります。


朝ごはんは抜きで、お願いします。



そういいました。





あ...はい






ありがとうございま...した...


なんとかお礼をいいながら、

看護師さんを見送りました。




【 みなさんおはようございます。朝食が配られます。食事室で食べる方は取りに来てください...】



放送が入り、どうやら館内に

朝食が配られているようです...



クリーンルームにも、配膳車で順番に配られている様子。

しかし、どの部屋の中からもお母さんたちが出てくる様子はなく、端の部屋かから順番に看護師さんが配っていました。


ウイーーーンと音を立てて

私たちの部屋を通過する運搬車。


「あそうか。この部屋には食事は来ないんだ、今日は。」





りんくんは、泣き止んでくれていたので、

ずっと立ったままで居ました。





...当時の小児ベッド。

高い鉄の柵に囲まれた床から高いベッドだったが、

りんくんは、ゴロゴロ動き回るので、

その硬い柵であちこちぶつけてしまうんです。



直ぐにおでこも、手も脚も真っ赤になってしまう…。




点滴の管も巻きついて引っ張ってしまうので、


抱いてあげるしか方法がなく、

ずっと立ったままでいました...




そのまま2時間ほどがすぎた頃、

担当の先生と看護師さんが現れました。




おはようございます。

ご飯はとられてないですよね。


今からまず、採血します。

お母さんは外に出てください。





え?部屋の外に??なんで??

そう思ったけれど、

言われるがまま

私は外に出ると、

中が見えないよう、カーテンまでしめられました。


その直後!!!



ギャーーーーーーーー!!!!




びっくり




りんくんの、悲鳴が聞こえる!!!

そして、聞いた事がない泣き方で

大声で泣き叫んでいる!!



なななな!なに!??


りんくん!!!!



びっくり





それが何分続いただろうか...


どうしたの?何があったの!?りんくん、りんくんえーん


もう、私が泣きたくてブルブル震えている。


すると、カーテンの開く音が聞こえ、

中から汗だくの先生がでてきました。




採血終わりました。

このあと、レントゲンにいきます。





部屋からベッドのままでてきたりんくんをみて、愕然としました!!




着ていた病衣は汗でぐっしょり濡れて、

顔は血の気が失せてぐったりしています。


よく見るとほっぺには、

いくつも血管が浮かび上がって内出血になっています!!!


そして、細い細い

両腕には無数の絆創膏が!!!





えーんもう、

言葉が出てこない。

直ぐに抱こうとしたが、

検査があるからと、そのベッドままエレベーターの方へ向かわされました。





私の心臓が痛い。泣くこともできない。

私はまともに息ができないくらいショックを受けました。




それでも、

レントゲン室に向かうしかなかったんです...





つづく