週末、初めての級審査があった。
苦しいときは、神様ではなくて、二男頼みの我が家。
二男の写真に「行ってきます」と手を合わせて、いざ武道館へ出発!
「礼 、帯刀、一歩二歩三歩、蹲踞…」
行きの車の中、長男のイメージトレーニングをBGMに、防具を着け始めた頃のことを思い返していた。
手ぬぐいを頭に巻いて、失敗して、巻いて、失敗して…
面紐も、力が弱くてギュッと結べなかったり、ほどけてきたり。
なにより、頭の後ろで紐を結ぶということ自体が難しい。
長男が受審した級は、面つけも審査項目のひとつ。
自力でできることが大前提だ。
級審査に向けて、繰り返し、何度も、稽古のない日も家で練習していた長男。
母は、助けてあげたい気持ちをグッとこらえて、その姿をひたすら見守る日々。
春休みから約3ヶ月、投げ出さずによく頑張ったと思う。
今では、面だけでなく、道着もその他の防具も、見違えるほどスムーズに着装できるようになった。
本番の内容はさておき…
無事に審査を終えて、ホッとした表情の長男。
ガッチガチだった母の緊張感もほぐしてくれた。
良い結果が出ますように!!