(たぶん)成長痛でした | 二男の神経芽腫 ~闘病覚えが記〜

二男の神経芽腫 ~闘病覚えが記〜

2014年3月、1歳2ヶ月の二男が神経芽腫(ステージ4)と診断されました。高リスク標準プロトコル治療を終了目前にして、腫瘍の残存が発覚。臍帯血移植に望みを繋ぎましたが、ほどなくして再発…。笑顔で闘う!をモットーに、二男の笑顔を綴るブログです。

昨晩、小一時間ほど眠ったところで、二男が突然泣き出した。
最近、全くと言っていいほど夜泣きをしなくなっていたので、ビックリしたのと同時に、激しい泣きっぷりに母はオロオロ。
背中をトントンしたり、抱っこをしてあやしても、一向に泣き止む気配がない。
心配になって、どこか痛いところはないか聞いてみると、右膝を指差す二男。
さすってやると痛みが和らぐのか、うとうとし始めるのだけれど、落ち着いたかと思うと、また火がついたかのように泣き出して…
ただの夜泣きではない気がして、当直だった主治医の先生に診てもらった。

けがや腫れ、痙攣等、見た目の異常はなし。
原因がわからないので、痛み止めは使えないと言われてしまう。
そのうちに、二男が泣き疲れて寝てしまったので、ひとまず様子を見ることになった。

結局、痛みを訴えたのは、その一回だけだった。
今朝には、何事もなかったかのように、ベットの上を飛び跳ねていた。
シクロホスファミドの副作用で、まれに関節痛や筋肉痛が現れることがあるらしい。
念のため、血液検査でCKの数値を調べてもらうことにした。
他の病気の可能性も考えられなくはないが、その場合もやはり、血液データに何かしらの異常反応が見られるのだそう。
今日の血液検査の結果では、CKをはじめ、CRPやLDHにも大きな動きはなかった。
今のところ、両者とも可能性としては低いみたいで、ひと安心。

そうなると、考えられるのは、成長痛、もしくは、むずむず脚症候群。
PTの先生にも話をして、足の動きや状態をチェックしてもらった。
見た感じ「オーバーユーズではなさそう」とのこと。
とは言っても、昨日は日中かなり活発に動いていたので、疲れも溜まったはず。
それが痛みの原因になったのではないか?
「寝る子は育つ」という言葉があるように、痛みが夜になると現れ、朝になると収まるという典型的なケースということもあり、成長痛の可能性が高いのではないか?ということだった。

膝という場所が場所だけに、そして二男の神経芽腫のタチがタチだけに、拭っても拭っても消えない不安に押し潰されそうだった。
そんなとき、母の心をすくい上げてくれたのは、天真爛漫な二男の笑顔。

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やっぱり、笑顔は無敵だ!