近々モデル写真撮影をする予定です | 現在中国雑貨店長の運営ブログ

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コロナ禍も終わり、最近は余暇として月最大4着ぐらい限定で、オーダーメイドを受け付けております。

近々モデル写真撮影をする予定です

 ツイッターで書いたことがあるのですが、最近お得意様のレストランのご協力で新しいチャイナドレスをどんどん作っております。あと2週間ぐらいで撮影ができる予定です。

 

 その件を本日職人と話していたのですが

 

職人「こんなに暑いのに撮影して大丈夫?」

 

私「室内の予定だから大丈夫だよ。写真屋の娘にモデルになってくれと頼んでおいた」

 

※話がそれますが、同業の友人のお店は、ロシア人モデルに依頼し半日で3000元(5万円)払っていると言っていました。

私は白人はチャイナドレスが似合わないと思っており、値段も高いので考えられません。

 

職人「あの娘は、まだ老人ホームで働いているの?(以前そんな話を聞きました)」

 

私「毎日店にいるからたぶん働いていないよ。写真加工をしているけどあれは相当大変だよ」

 

職人「中国人は一人っ子が多いから子供を甘やかせているんだよ。厳しくしないから家で働いているんだよ」

 

※写真屋の娘さんは、コンピュータの専門学校を卒業しました。その後、他の写真屋で働いていた気がしますが、その後老人ホームで働くようになり、辞めてしまったようで今では実家の写真屋で写真加工の仕事をしています。

 

職人「今中国人の男は女性を見る目が厳しいんだ。ちゃんとした職に就いていないと結婚が難しいよ」

※これって日本と逆ではないでしょうか?

 

私「でもスタイルがよくて可愛いから、苦労はしないんじゃないの?」

 

職人「私たちの頃は兄弟がたくさんいて、厳しく育てられたけど、今の中国人は、饭来张口,衣来伸手なんだよ」

 

※饭来张口,衣来伸手の意味は、口を開ければご飯を入れてもらえ、手を伸ばせば服を着させられるという意味です。つまり親が何でもするという意味です。何かの番組で島田紳助(一人っ子)がこの状態で人間がダメになると思って家を出て師匠のところに行ったと言っていました。

 

 日本の両親は結婚相手には、ほとんど何もいいませんが、中国人はいろいろ言ってきて要求が高いです。

 職についていると一体何がいいのかというと、大卒で職についていれば、たいてい日本でいう厚生年金に加入しています。そして中国は定年が早いので50歳ぐらい(現在が基準、将来は違います)で定年になります。そうしたら会社を辞めて、家で家事や子守をしてくれるからです。

 

 モデル写真撮影とは関係のない話を書いてしまいましたが、中国社会の複雑さを少し分かっていただけると思います。