エチエンヌ・シリーズ/水星茗 | 【保存版】Perfect Wings

【保存版】Perfect Wings

ヤフーブログからの引っ越し。

No.1 アンチ☆キリスト シンフォニー
No.2 展覧会の絵
No.3 アメン・ラーの指輪
No.4 クリスタル・バラード
No.5 TAROT☆パラダイス
No.6 夢見る魔のロマンス
No.7 不思議の星のMAGIC
No.8 星のANGEL☆RING 前編
No.9 星のANGEL☆RING 後編
No.10 魔法の森のDREAM(1)
No.11 魔法の森のDREAM(2)
No.12 ファンタジアの迷宮(1)
No.13 ファンタジアの迷宮(2)
No.14 花咲くANGEL MOON
No.15 天使の瞳のARIA
No.16 恋するプリマヴェーラ
エチエンヌ・シリーズ記念すべき第一作目「アンチ☆キリスト シンフォニー」が描かれたのは、
20年以上も前、1981年「ぶ~け6月号」ですか。
当然そんな頃には知る由もなく、絵がキレイになった頃になって出会い、
過去の作品を古本で探したわけですが、、、
実は未だに全巻揃えてないんですよね。
エチエンヌに限らず、抜け巻が多いんですよ、うちは。

エチエンヌ・シリーズでは、11、13、14、16巻を持っていません。
こんな品揃えではファンを名乗る資格がありませんが、
エチエンヌ・シリーズは本当に大好きなんです!

今まで“表紙絵買い”をした漫画は大抵当たりだったんですけど、エチエンヌは大当たり
絵柄・設定・物語……その総てがツボど真ん中です。

【ツボ①】 主人公のエチエンヌは悪魔のプリンス。しかも、性格が小悪魔。
やはり主人公は美形に限ります。
それがプリンスなら、尚良し。

【ツボ②】 エチエンヌは音楽家レヴィに片思い。しかも、レヴィには可愛らしい奥さんがいる。
やっぱ片思いは良いです。
三角関係なのに、ドロドロしないところも良いです。

【ツボ③】 道楽貴族ヴィックがエチを口説きまくる。しかも、エチは素っ気ない。
ヴィック、もっと口説いて!!
エチ、ヴィックで手を打たないところが奥ゆかしい。

【ツボ④】 悪魔・天使
アシュタルもラファエルもエチには甘い。
もっと甘やかして!!

【ツボ⑤】 音楽・宝石・美術品
コメディタッチで描いてますけど、アーティスティックな物語が多いですよね。
舞台も魅力的ですし、作品全体に気品が漂っています。

【ツボ⑥】 時間
遠い昔の出来事を、つい昨日のことのように語るエチ。
日常生活では味わえない「時間の奥行き」を、エチは感じさせてくれます。
何て言うか、歴史との一体感みたいな…。


細かいツボを挙げていったらキリがありません。
いつも意地悪なレヴィが、たま~に見せる優しさ……こんなのは反則です!
エチが好きになっちゃうのも当然…かな。
ずるいなぁ、レヴィって。
むしろ、ヴィック頑張れ!!