1ヶ月ほど前、せせらぎさんという方のブログを知り、
読みました。

ご主人と喧嘩している間に、ご主人が突然死してしまったお話でした。


こちらです。

私も、共感できるところが沢山あり、

もし同じ体験をした方にシェアできたらとブログに書こうと決めました。




3年前の今日、姉が遺体で見つかりました。


その日のことは私も今でも生々しく覚えています。




私は4人姉妹の末っ子で、長女と三女は結婚したため、

2番目の姉みっちゃんとは、

実家にいる者同士1番長く一緒に過ごしました。




私は幼い頃からみっちゃんに憧れていた。

4姉妹の中で常にリーダー格で、

色々面白い事言えたり、

髪の毛がサラサラで本当に綺麗で。




そんなみっちゃんは口が悪くて。

「おいブス!」

「役立たず」

「短足」


幼い頃当たり前に言われていた言葉が、私の全てになってしまっていた。


「どうしたら、みっちゃんに認めてもらえるんだろう」


幼い頃からずっと思ってきた事でした。

常にみっちゃんの機嫌を取りながら生きてきました。




ところが、5年前。

私に同時に沢山の事態が襲い掛かりました。



誹謗中傷の悪化で店を閉店。

それに伴い私の体調が悪くなり、ストレスで半年で20キロ痩せた。


当時みっちゃんはマッサージを習い始めて、
私もやってもらっていた。


「もっとそっちに避けろ」


その一言で私は生まれて初めて言い返した。


「そんな言い方いい加減にしてよ!
お客様相手にそんな言葉使えると思ってるの!?」



何も言い返さない私が強い口調で厳しいことを言い返した。

その日から、みっちゃんは、私を憎むようになった。




私は殆ど自分の部屋で寝たきりになり、

ゼリー飲料を飲んで生きていた。



そんな時に、まさかの私の妊娠発覚。



「勝手に産めば?
こっち(実家に)迷惑かけないならね。」



姉たち、父、すべてを交えての争いの日々が始まった。


私はキッサさん宅に身を寄せ、
渋谷ギャラリールデコの島中さんに助けられながら、
店を続けた。


私が19週で切迫早産で寝たきりになり、ICUに運ばれても、
みっちゃんも三女も父も来なかった。


長女は当時、私の
味方のようにしていたので信じていたが、
後に色々な嘘が発覚することになる。


この、三女や父が来なかったことも、
長女がきちんと伝えなかったことや、
誤解を招く表現の手紙を置いたりしてきたことが原因だと最近知ったばかり。



寝たきり2ヶ月半、
7ヶ月半で早産、その後もNICUに2ヶ月以上通った。


何とか住む場所を自力で見つけ、
もう実家を頼らないで済むようになったとホッとした時


長女から電話がかかってきた。


「みちこが死んでる」


心臓が真下に落ちたような感覚。


「嘘でしょ!?救急車は!?」

「ダメだもう、色が変わってる」



心臓がバクバク飛び出しそうな状態で実家に向かった。


既に検死の人たちが来ていたが、
見ていいと部屋を見た。


そこには

もうみっちゃんじゃない、みっちゃんの形をした何かがいた。



表現が適切とは思えないが、

エクソシストのような状態。



みっちゃんが死んでしまったショックと

普通に仏様として見るのとあまりに違う遺体の様子で

自分の心臓が止まるかと思った。




そして押し寄せる、憎み合ったままでの突然の別れへの後悔。

あの時私が言い返さなければ良かったんじゃないか。

自分を憎まれたまま逝かれてしまった、もう取り返しがつかない。





その時、0歳のてーこが急に泣き出した。



後に霊能者のケプリさんに聞いたところ、


「ママがまた闇の世界に行ってしまうんじゃないかと思って泣いたんだと思います」

とのことでした。





私は自分を責めるのをやめた。


そして、みっちゃんに

「ありがとう。
そっちに行ったら仲直りしようね。
今でも大好き。

ずっと、みっちゃんに憧れてたんだよ。」



未だに毎晩話しかける。







これは22年くらい前の写真。
左からみっちゃん、母さん、私。
この写真のうち2人はもうこの世にいない。



私は後から誤解だったことも色々分かったし、

みっちゃんを恨むことなんて1つもないし、

未だに大好きだ。




ここからはみっちゃんへ。


好き嫌いの激しい私に、
玉ねぎ抜きのご飯を作ってくれてありがとう。


いつも車で送り迎えしてくれてありがとう。


小さい時、私が扇風機壊して父が殴りに来た時、
「ぶたないで!」と護ってくれてありがとう。


私のお姉ちゃんでいてくれてありがとう。


生まれてきてくれて、本当にありがとう。




いつもみっちゃんたちをハラハラさせてるかもしれないけど、

私は大丈夫だからさ、

母さんとゆっくり安心して過ごしていてね。





みゆきより、大好きなみっちゃんへ