私の幼い頃の記憶を少し。



私が覚えている最初の記憶は2歳か3歳の時、

家に誰も居なくて捨てられたと思って自殺未遂した事と、

飛行機が落ちるのを見てしまい(実話)物凄い恐怖に感じ、
それ以降飛行機の音がすると逃げて家に帰って来てしまっていたらしい。(生前の母に聴きました)





幼稚園に入り、初の集団生活でショックだった出来事があった。


クラスに耳が不自由で聴音機をつけている男の子がいた。


ある時、担任の先生から



みゆきちゃん!

◯◯君が耳が悪いの分かってて耳元で大声出したんでしょ!





なんの身に覚えのない私はとにかくショックを受けた。


もしかしたら知らずにやってしまったのかもしれない。


でも、わざとなんてするわけないしした覚えもない。


それにしても、大人に一方的に決めつけられる理不尽さ。



しかもその担任の先生はその幼稚園の園長先生の娘だったのも理解していた。



私はその担任の先生を元々好きでは無かった。


「園長先生の娘」だから許されていることが多いのも分かっていたから。


そんな子供っぽくない私のことをその先生が好いていないことも分かっていた。




多分これが、私の人生で最初の理不尽経験だったと思う。



年長さんになってからの担任の先生は大好きだったので。




今、娘が保育園にお世話になる親の立場になって、

改めて思う。



勝手に決めつけて叱るとか絶対にやっちゃダメだ。




だって、40年以上経っても私覚えてるんですもん。




だから気をつけようと思う。




何か友達と揉めたりしたら、

前後の脈絡まできちんと確認してから、

叱るなり共感するなりするようにしよう。




トラウマって、根深いし大人になっても残るから。








昨日実は我が娘てーこは、

カラオケ屋さんのロビーに置いてあるおもちゃパソコンで遊ぼうとしたら、

突然年上の男の子に突き飛ばされた。



痛いのとビックリしたのでもちろん泣いてしまった。




保育園仲間で来ていたらしく、

親御さんはカラオケをしていて、

子供たちは自由に遊ばせていたらしい。




最初他の子のお母さんが来て、

その後その男の子のお母さんが来た。


他の子のお母さんが

「おもちゃの取り合いで手を出しちゃったみたいで…」

と伝えていたので、


「違います。

お子様の遊んでいるおもちゃには手を出していません。

その隣にある空いていたおもちゃを使おうとしたら急に突き飛ばされたんです」



と事実はきちんと伝えた。




男の子のお母さんは


「謝りなさい、

小さい女の子でしょ、なんで突き飛ばしたりするの!」



と注意するものの、


男の子はブスッとして無視。



言われてようやく嫌々「ごめんね」と言ったものの、

威圧感と反省感ゼロで、

怖くて益々縮こまってしまったてーこ。




うちのてーこも、つい数ヶ月前まで友達を突き飛ばしたり噛み付いたりしてしまうことが多々あった。




そして発達障害だと分かり、

療育センターに相談に行ったり、

発達障害(自閉スペクトラム)について自分なりに勉強したりした。




即娘の発達障害を受け入れ、

接し方や対応の仕方を工夫したりしてきた。



てーこはこだわりや決まり事は強いものの、

ようやく手を出したりしなくなってきた所だった。




なので、男の子のお母さんの気持ちも正直分かる



その場にいた姉と姪は感情的にキレていたが、

私はとりあえず冷静に事実関係を伝え、

お母さんにはこう言った。



「うちの娘も発達障害があって、

こういうことやってしまったりしていました。

お母さんも大変だと思います。」



と。





その後はドリンク取りに通りかかると、

男の子のお母さんは男の子のそばにいた。





娘とはタイプが違うかもしれないし、

発達障害でもなくただそういう性格の子なのかも知れない。




でも、私も保育園から連絡が来て、

娘が他のお友達に手を出したと聞かされる時、

やはり辛かったですもん。




未だに公共の場で遊ばせるには死ぬほど気を遣いますし。



まあ、
見た目からいったら説得力ないかも知れないですけどね、私。
眠そう(笑)


見た目はこんなですが人生経験もそれなりにありますし、

子供の事に関しては割と常識的です。



人と関わる仕事が多かったので、

感情的に言うより冷静に言う方が相手に伝わる事も分かっています。




仕事やプライベートでなどでやる行動は常識からぶっ飛んでますが。



急に妊娠したり、

急にお店引っ越したり、

急に新しい事始めたり。





自分の幼い頃の記憶と、

普通に娘の話でした。





コルメ