私は、
とにかく自分に自信が無かった。


容姿も、中身も。


元々、姉たちから

「ブス」


「豚っ鼻」


「短足」


「役立たず」

なんて言葉が物心つく前から飛び交っていた。


なので、


私にとって自信が無いのは当たり前の事だった。


インターネットが今ほど普及していない頃、
自分たちのブランドのページで自分の顔を載せた。


それだけで来るわ来るわ、


ブス


デブ

◯◯の真似


などなど…



コルメキッサの前、
横濱浪漫館を自宅の一角でやっていた頃、
更にエスカレート。


デブ


ブス


ゴスロリ


義援金詐欺


キモい


消えろ


などね。



私はその時代の写真をアップしたことはほとんど無い。


なのに、
叩かれるのは終わらない。



弁護士さんも、

芸能人でもないのにここまでされるのは本当にあり得ないと驚いたほど。


切迫で入院中、

自分の顔を隠さずアップした。



震えながら、涙が止まらなかった。



そこまでに私は自信のかけらもなく生きてきたんだ。



でも、

不本意に仕事を追われ

家を追われ、

姉に憎まれ

恋人はいなくなり

その相手の元の彼女から嫌がらせも続き。





失いたくないのはお腹のいのち、

そして自分でゼロから始めたコルメキッサ。



何をやったって叩かれるのなら、載せよう、と。



強くなりたかった。



もう、
叩かれるのが怖くて隠れて生きるのは嫌になった。


だって、
たくさんのものを失った私に、
怖いものはなくなっていた。


今は、画像を加工するのも面倒くさいし、


隠れる必要も無いので、載せちゃってます(*^^*)


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まだ、自分に自信を持つところまではたどり着けてませんが、
少しずつ前進しているような気がします。



顔を載せるのは、

自分を強くするため

そして堂々と生きていくための訓練。




コルメ