日夜、乱菊に張り付いている冬獅郎だが隊首会となれば致し方ない。
それでも、往生際悪く副官同伴を提案してみたが
「お主は月にニ刻程度、惚れたおなごと離れるのさえ我慢できぬのか」
と一括され素直に
「はい」
と答えたのに
「笑止なり」
とあしらわれ相変わらず一人、乱菊を思いつつ突っ立ている。
隊首会も終わり即座に帰ろうとしたら
「日番谷の」
と、呼び止められた。
振り向くと総隊長が泣き叫ぶ赤ん坊を腕に立っている。
「助けるのだ」
有無を言わさず赤ん坊を渡され習慣で、揺すり上げると泣き止んだ。
「さすが子沢山」
「やっぱ日番谷のガキなんじゃねぇか」
「いずれにしても十番隊さんくらいしか乳幼児の面倒は見られませんしね」
「じゃ、我々は打ち上げに」
「後は頼むぞ。日番谷の」
「おいっ」
床に置いて帰る訳にも行かず冬獅郎は赤ん坊を連れ帰った。
「お帰りなさい」
出迎えた乱菊は赤ん坊を受け取りソファに座った。
『隊長様の子どもです。ご迷惑をお掛けしてはと思っておりましたが病を得て養育も儘ならなくなりました。子に罪はないとおぼしめして、ご養育くださいますよう、お願いいたします』
「その文と一緒に一番隊前に置いてあったそうです。その子を、お連れになったのですね。あなたが…」
「子沢山で、面倒見慣れてんだろって押し付けられたんだ。俺は無実だ。歯を食い縛るな。で、どこいく?」
「お腹空いているみたいなので」
(確かに、うちで面倒みんのが最適だな。自前のミルクタンクあるしな。取り敢えずは身元を調べねぇと…黒髪か…)
それでも、往生際悪く副官同伴を提案してみたが
「お主は月にニ刻程度、惚れたおなごと離れるのさえ我慢できぬのか」
と一括され素直に
「はい」
と答えたのに
「笑止なり」
とあしらわれ相変わらず一人、乱菊を思いつつ突っ立ている。
隊首会も終わり即座に帰ろうとしたら
「日番谷の」
と、呼び止められた。
振り向くと総隊長が泣き叫ぶ赤ん坊を腕に立っている。
「助けるのだ」
有無を言わさず赤ん坊を渡され習慣で、揺すり上げると泣き止んだ。
「さすが子沢山」
「やっぱ日番谷のガキなんじゃねぇか」
「いずれにしても十番隊さんくらいしか乳幼児の面倒は見られませんしね」
「じゃ、我々は打ち上げに」
「後は頼むぞ。日番谷の」
「おいっ」
床に置いて帰る訳にも行かず冬獅郎は赤ん坊を連れ帰った。
「お帰りなさい」
出迎えた乱菊は赤ん坊を受け取りソファに座った。
『隊長様の子どもです。ご迷惑をお掛けしてはと思っておりましたが病を得て養育も儘ならなくなりました。子に罪はないとおぼしめして、ご養育くださいますよう、お願いいたします』
「その文と一緒に一番隊前に置いてあったそうです。その子を、お連れになったのですね。あなたが…」
「子沢山で、面倒見慣れてんだろって押し付けられたんだ。俺は無実だ。歯を食い縛るな。で、どこいく?」
「お腹空いているみたいなので」
(確かに、うちで面倒みんのが最適だな。自前のミルクタンクあるしな。取り敢えずは身元を調べねぇと…黒髪か…)