私達一行(いっすんさん、牧子さん、私)は、
先月の半ごろ、
呼吸大学学生さんの白石さんのご配慮で
平石さんというめっちゃすごいスーパー翁の
お話を聞かせていただく機会を得ました。
平石さんは、
現在、温熱療法士として現役で活躍していらっしゃいます。
それだけでなく、家庭用の温熱器の開発も
手掛けていらっしゃるそうです。
私がいちばんびっくりしたのは、
60年間お風呂にはいってない、
ということ。
最初、
え?
お風呂に入ってないの?
と思ったけど、
要するに、お風呂のお湯に漬かっていないということで、
1年365日、毎日水でからだを洗い、
からだが冷え切るまでガンガン水を浴びている
ということでした。
それで、
そのあと、
しっかりからだを拭いて、
たわしで乾布摩擦を、
これまた1年365日、毎日。
これを60年間やり続けているそうです。
平石さんが、なぜ、それをはじめたかというと、
戦争で、10回くらい死に目に合い、
それを助けていただいた命なので、
生きているということだけで贅沢なこと、
だから贅沢なことは一切しない、と
心に誓い、はじめたそうです。
お湯なんて、贅沢なもので
自分にはもったいない、とおっしゃるのです。
電気ももったいないものだから、
暗くなったらお休みになり、
3時半には起きて(まだ暗いと思うんだけど・・)
冷水浴と乾布摩擦をされるそうです。
食事は1日1食。
夜は晩酌されるそうです。
ビールでも焼酎でも日本酒でも
なんでもお飲みになり、
ちゃんぽんしても平気、と
おっしゃっていました。
それと、
夏でも冬でも、
要するに、365日、
半袖のワイシャツと背広、
スラックスを着用されるそうで、
真冬の外出時もコートなしで
過ごされるそうです。
背広の袖をまくって、
腕を見せて下さいましたが、
シワがなく、
白くてきれいな肌をしていらっしゃいました。
首にも横ジワやちりめんジワがない・・・。
うーん。。。
すごすぎる。
なにしろ、
お声には張りがあって、
それがまた大きいお声なのです。
それに、闊達なお話しぶり。
全身乾布摩擦のやり方を教えてくださいました。
喉を一番大切にされているそうで、
まず喉から100回、
お腹を100回、腰を100回、
これでもか、というくらい力いっぱい
こすることがポイントだそうです。
真冬などは特に、
水が冷たい分、浴びる前には
毎回気合が必要とのこと、
それでも、浴び始めることができると、
「ああ、今日も小さな自分を乗り越えられた」、
と思われるそうです。
このフレーズに、感動しました。
うるうる。
それで、
私は、
横浜に帰ってきたら、
早速はじめたわけです。
冷水浴と乾布摩擦。
でも、私の場合は
お風呂で温まってからなんですけど・・・。
かれこれ、1か月くらいになりますが、
順調です。
終わってから真向法というストレッチをします。
ものすごくすっきりして、
朝から元気いっぱいです。
毎日、死ぬまでやるぞ。
小さな自分を乗り越えたいから。
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