ある気づきを実行すると

それをきっかけに

次の気づきが起こることがあります

 

 

 

このように

気づきが連続して起こる時

 

何かの方向性や流れの中に

自分がいて

 

気づきに導かれているような

感じがするかもしれません

 

 

**

 

 

通常、気づきは

頭の中で産まれ

 

それを行動に移すと

現実の世界の中に

できごととして現れますが

 

 

 

連続した気づきが指し示す流れの方向と

自分の生き方や

進む方向が近づくにつれ

 

 

流れに関係した

できごとが先に起こり

 

後で

そのことの持つ意味に気づく

 

 

というように

 

気づきとできごとの順番が

逆に起こり始めることがあります

 

 

**

 

 

自分が意図していなくて

偶然に起こったできごとに

 

つながりや関連性があると

気づくとき

 

複数のできごとのあいだに

シンクロニシティが起きたと表現します

 

 

**

 

 

シンクロニシティが起きたことに

気づくことで

 

シンクロニシティの発生は

さらに増していきます

 

 

**

 

 

やがて

 

気づきと

シンクロニシティは

 

流れの中で

混在して起こり始めます

 

 

***

 

 

このことを利用して

 

 

気づきと

思い込みや妄想の

 

区別を

 

シンクロニシティが

起きているかどうかで

 

チェックできることがあります

 

 

シールシャアーサナのときに

 

ひじが浮いて

落ち着かないのは

 

頭の位置のせいかもしれません

 

 

シールシャアーサナでは

 

指を組んだ手のひらを頭の後ろにそえるやりかたと

 

手を握るやりかたがあります

 

 

 

 

 

ひじが浮いてしまう人は

手を握るやりかたでためすと

変化があるかもしれません

 

 

***

 

 

手を握るやりかたのとき

頭はひじに近づきます

 

 

 

 

 

 

 

頭に体重をあまりかけないときの

 

 

頭とひじの間隔

 

ひじを浮かす力

 

前腕が受ける回転力の

 

 

関係を調べてみましょう

 

 

**

 

 

発泡スチロールの板を

水に浮かべます

 

板は

「前腕」を現します

 

 

粘土の玉は「頭(重心)」

 

串は「上腕」を

 

現します

 

 

 

 

**

 

 

頭が

 

手首側に近いと

(ひじから離れると)

 

ひじが浮き上がります

 

 

 

逆に

 

 

 

頭が

 

ひじ側に近づくと

 

ひじの浮き上がりは小さくなります

 

 

 

 

前腕はひじのところで

 

ひじを浮かす方向へ

回転する力M(モーメント)を受けます

 

 

回転する力の大きさは

 

頭とひじの間隔で

変わります

 

 

 

 

ひじが浮いて不安定になってしまう人は

 

手を握ることで

 

頭の位置を少し

ひじに近づけると

 

変化があるかもしれません

 

 

 

 

*** 補足(逆方向の回転力) ***

 

 

床から脚が上がりにくい人は

 

 

手のひらを開いて

頭の後ろにそえるやりかたで

 

頭の後ろを

手のひら側へしっかりと押しつけると

 

 

ひじが浮く方向のモーメントが大きくなり

 

脚が上がりやすくなる場合があります

 

 

 

ひじの下にブランケットを入れて

ひじを浮かしても

 

脚が浮き上がる感覚が

得られるかもしれません

 

 

 

 

****

 

気づきは

ふわふわ浮かんだ泡のようなものです

 

何もしなければ

すぐに消えてしまいます

 

 

気づきを受け取ったら

そのまま放置しないで

 

現実の世界に持ち出さないと

 

夢を見ているだけになり

 

やがて気づきも

起こらなくなってしまいます

 

 

気づきが起こったら

関係ありそうな

何かの行動をすることで

 

気づきを

現実の世界に引きずり出すことができます

 

 

たとえば

 

書く・描く・歌う・創る

誰かと話す・会いに出かける

調べる・試す

 

など

 

なんでもよいので

やってみます

 

 

気づきを

頭の中から外へ出し

空いた場所をつくることで

 

それが呼び水になり

 

新しい気づきが

次々うまれ

 

流れが起きます

 

 

 

気づきが起きたら

すぐに

行動を起こさないと

 

気づきの流れは停止します

 

 

気づきは

生鮮食品のように

賞味期限が短いのです

 

 

ベストなタイミングを待っていたら

気づきは

どんどん

変質してしまいます

 

気づきは

起きた瞬間が

ベストタイミングです

 

**

 

多くのアーサナのパフォーマンスを

おどろくほど上げられる

コツがあります

 

 

それは

 

日々の練習で

なんども聞いている

かもしれない

 

 

「肩を下げて」

「肩の力を抜いて」

 

という意識と動きです

 

 

シールシャアーサナの場合も

パフォーマンスが上がることが期待できます

 

シールシャアーサナの

肩の動きについてふれている

解説もあります (*1)

 

 

 

 

****「肩を下げる」****

 

 

「肩を下げる」

 

 

「肩甲骨を骨盤の方へ移動させる」

 

という意味で

 

 

肩甲骨の

 

はっきりとした動きがあるときもあれば

 

ほとんど動きがなく意識するだけ

 

のこともあります

 

 

****

 

肩甲骨は

腕や鎖骨だけでなく

 

「体幹(背骨:胸椎)」といっしょに働きます

 

このため

 

肩甲骨が自由に動くことができると

全身のパフォーマンスが向上します

 

 

**

 

 

肩甲骨が

 

どちらの方向へも

安定して無理なく自由に動き始められる位置を

 

ニュートラルポジションといいます (*2)

 

 

生活の習慣から

多くの人の肩甲骨は

 

ニュートラルポジションよりも

 

上がりぎみの位置から

動きが始まり

 

動作中も

 

必要以上に

上がりぎみになりがちです

 

 

 

肩甲骨の

「習慣的」で「不必要な」動きは

 

ニュートラルポジションの方へ

戻そうと意識することで

修正することができます

 

 

たいていの場合

肩甲骨を下げようと意識することで

 

 

肩甲骨は

もっと自由に動けるようになります

 

 

**

 

頭を高く

首と背筋をすっと伸ばすことで

 

肩甲骨は

胸骨の上で滑りやすく

下げやすくなります

 

逆に

 

肩甲骨を下げようと

意識することで

 

首と背筋を伸ばしやすくなり

 

「体幹」を使った動きが

やりやすくなります

 

 

 

 

****「肩の力を抜く」****

 

 

「肩の力を抜く」

 

 

「肩甲骨まわりの筋肉の緊張をゆるめる」

「肩甲骨まわりをリラックスさせる」

という意味です

 

 

意識しないで

肩が上がっていると

 

肩甲骨まわりの筋肉

 

とくに背中の上側の筋肉は

 

気づかないうちに

緊張しすぎています

 

 

 

緊張による

不必要な「力」は

 

肩甲骨の

動きをじゃまします

 

 

****

 

 

「緊張」と「リラックス」は

比べることで

気づくことができます

 

 

「リラックス」させようとするより

「緊張」させる方が

やりやすいかもしれません

 

今の状態から

もっと緊張させ

(たとえば肩をもっと上げ)

 

その緊張をゆるめてみます

(脱力してストンと肩を落とす)

 

 

「緊張」と「リラックス」の感覚の差から

何かヒントがつかめるかもしれません

 

 

**

 

 

また

いろいろな方向へ

肩のストレッチをしながら

 

それぞれの筋肉を分けて意識したり

肩甲骨を部分で意識したり

 

それぞれの筋肉の

動きやすさと動きにくさを

感じようとすることで

 

 

ぼんやりとした肩回り全体の

「緊張」と「リラックス」の感覚から

 

意識を向けたところへのピンポイントの

「緊張」と「リラックス」の発見へ

 

視点を変えられるかもしれません

 

 

**

 

 

はっきりとしたイメージがあると

 

筋肉を

動かしたり

リラックスさせたりすることが

 

やりやすくなります

 

 

解剖学的に明確なイメージがあると

(骨や筋肉の起始停止など)

 

まわり道しないで

「緊張」している場所を探したり

ゆるめたりすることができそうです

 

(イメージを身につけるのが大変ですが)

 

 

もちろん

 

感覚的、何かにたとえたイメージでも

同じことができます

 

(個人的な体験に基づく感覚なので

共感しやすいですが

伝えにくく、伝わりにくいです)

 

 

 

***** 肩甲骨を下げてみよう ******

 

 

 

肩甲骨を下げるときは

筋力で引き下げるのでなく

力を抜くことでストンと落とす感覚です

 

 

熟した果実がポトリと落ちるように

肩甲骨が落下し

 

ニュートラルポジションで

浮いている

 

イメージです

 

 

 

**

**

 

 

 

**************

**** 補足説明 ****

**************

 

(*1)シールシャアーサナの肩の動きについて書かれた解説は

   

例えば

 

a. ヨガジャーナル日本版公式サイト ヨガポーズ集

  サーランバ・シルシャーサナ(支えのある頭立ち/ヘッドスタンド)

   http://yogajo.jp/pose/detail/86.html

 

「肩甲骨を背中に引き締めて広げ、尾骨のほうへ引き上げ続ける。」

 

 

b. グレゴール・メーレ, アシュタンガ・ヨーガ実践と探求

 

「肩甲骨は広げる。」

「次に広背筋を収縮させて肩甲骨を腰に向かって引く。」

 

 

****************************

 

 

(*2)肩甲骨のニュートラルポジションとは

 

** 鏡を見ておおざっぱに自分で確認するとき **

 

立ちポーズで

 

頭を高く

首筋と背筋をすっと伸ばし

肘は下に落下させます   

 

 

1. 正面から見て

 

鎖骨が水平

 

 

2. 横から見て

 

肩が耳の下

 

前にも(前肩、巻き肩)

後ろにも(引き肩)

ない状態

 

 

「タダアーサナ」のときの肩です

 

 

 

** 解剖学的な主張 **

 

個体差が大きいといわれていますが

例えば図のような目安があります

 

・上角が第2胸椎棘突起

・下角が第7胸椎棘突起

・脊柱と内縁の距離が7.5cm程度

 

など

 

 

 

 

 

** 腕を頭の上に上げたときの肩甲骨位置 **

 

シールシャアーサナでは

腕は頭の上に上がっています

 

 

腕が上がるとき肩甲骨は「回転」します

 

 

上角(赤丸)は下がり

下角(青丸)は上がり

 

肋骨に沿って外へ開き

やや上がります

 

 

赤、青、黄の3点をイメージして

肩甲骨の動きを意識すると

何か気づくことがあるかもしれません

 

 

 

 

 

 

ヨーガ・スートラでは

 

ダーラナー(集中)

ディヤーナン(瞑想)

サマーディ(三昧)

 

の3つを合わせて

サンヤマと呼んでいます

 

 

**

 

問題解決のための

気づきを起こす

 

最初の段階では

 

前回までに見てきたように

 

ダーラナー

ディヤーナン

サマーディ

 

 

この順番に

起こります

 

**

 

気づきが

短時間に

連続して起こり始めると

 

ダーラナー

ディヤーナン

サマーディ

 

 

同時進行で

繰り返し

 

起こるようになります

 

 

サンヤマは

 

ダーラナー

ディヤーナン

サマーディ

 

が同時に起こり

 

区別が難しい

状態のように思われます

 

**

 

ひとつの気づきが起こると

 

その気づきに対して

意識が向き

ダーラナー(集中)が起こり

 

つづいて

ディヤーナン(瞑想)

サマーディ(三昧)

が起こり

 

また次の気づきが生じます

 

 

このように

気づきは新しい気づきを

産み出します

 

 

 

ひとつの気づきから

いくつかの気づきが生じ

 

それぞれの気づきがまた

複数の気づきを生じるため

 

 

気づきは

時間の順番に

直線的に起こるのではなく

 

 

織物の模様のように

面を埋めていく

 

感じがします

 

 

そして

だんだんと

 

全体の絵が

見えてくることもあります

 

 

***

***

 

 

気づきがなだれのように

連続的に生まれはじめると

 

まるで

 

自分を越えた

知恵のある誰かと

 

対話しているような

感じがするかもしれません

 

 

***

***

 

 

仕事や作業を一緒にしている

集団でも

 

お互いが共鳴しながら

サンヤマが起こることがあり

 

このときは

「フロー」が起きていると

 

表現されることがあります

 

 

 

シールシャアーサナで

 

首がつまったり

痛くなってしまう人は

 

頭と首に

体重の多くが乗っているのかもしれません

 

 

 

 

 

***

 

 

体重の多くを

頭と首に乗せないためには

 

「上腕」で

体重を支えるようにします

 

 

上腕の関節は

ひじと肩です

 

 

ひじと肩の関節が

安定していないと

うまく支えられません

 

 

ひじと肩の関節に

意識を向けることで

しっかりと働かすことができます

 

 

**

 

上腕の動きに関係する

肩の関節は

5つあります

 

 

 

 

 

 

上腕骨が接している関節

(肩甲上腕関節:図の黄色い丸)

 

 

「バッグを肩にかける」

というときにイメージする肩より

 

ずいぶん下側で

 

肩甲骨の

ひさしのように出っ張った骨の

下です

 

 

 

 

 

 

 

腕を上げると

わきの少し奥に

この関節があります

 

 

 

 

腕を頭の先に伸ばして

体重を支えるときは

 

この関節(肩甲上腕関節)は

 

肩側から意識するより

 

 

「わき」から意識を向けた方が

 

わかりやすいかもしれません

 

 

 

***

***

 

 

 

横から見たとき

 

わきの開き方や

 

上腕と重力方向(鉛直線)との傾きの

 

違いで

 

 

首の湾曲や

 

体重のかかりかたが

 

変化します

 

 

 

 

 

 

 

***

 

 

 

前回の話題で

傾いたペットボトルは

支えるのが大変でした

 

おなじように

 

不自然に曲がった首に

体重がのると

 

負担が大きくなります

 

 

 

 

また

 

首の骨(頸椎)は

背骨の一部なので

 

首の曲がりは

背骨を変に湾曲させ

 

重心がずれて

調整がしにくくなります

 

 

 

***

 

 

 

首のつまりを減らすには

 

上腕で押して体を上に引き上げ

 

首を長く伸ばせるような

 

空間をつくります

 

 

 

 

ひじで床を押して

 

わきを伸ばすことで

 

からだ全体が

上に伸び上がっていきます

 

 

 

そうすると

 

空間が広がり

 

体重の多くを

上腕が支え

 

首へかかる体重が

減ります

 

 

 

***

***

 

 

 

上腕の長さ

首、頭の長さは

 

人それぞれなので

 

ほかの人と比べた

見た目の上腕の傾きより

 

自分が感じる

首のつまり具合で調整します

 

 

 

***

***

 

 

 

ひじで床を押すときに

上腕の傾きの方向にそって押すと

 

後ろへ倒れる方向へ

力が向かいます

 

 

 

 

わきを伸ばしながら

ひじで押して

伸び上がると

 

 

力が真上へ向かい

後ろへ倒れにくくなります

 

 

 

***

 

八支則の最後は

「サマーディ」です

 

「サマーディ」は

「三昧:さんまい」と訳されていますが

ふだん使う言葉ではありませんね

 

 

***

 

前回の

ディヤーナンでは

 

意識と潜在意識(無意識)が

いっしょに働きました

 

 

サマーディでは

 

潜在意識だけが働きます

 

 

***

***

 

 

革新的なアイデア

ひらめきは

 

考えや意識から離れたときに

やって来ます

 

 

**

 

ステップに足をかけた瞬間に

 

湯船から立ち上がった瞬間に

 

散歩の時に

 

**

 

その問題から

意識がそれて

 

潜在意識だけが

問題を扱っているとき

 

 

ひらめきが

 

突然に

 

起こります

 

 

***

 

 

問題に意識が残っていると

 

その問題に対する

 

先入観や

執着

価値観が

 

今までこんなに努力してきたという思いが

 

 

 

気づきを見えなくしています

 

そして

 

気づきを受け取れなくしています

 

 

 

****

****

 

 

ヨーガ・スートラでは

サマーディのとき

 

「対象だけがある」

 

としています

 

 

このとき

 

対象(問題)へ意識を向けている

「わたし(自我)」は消滅し

 

対象(問題)への

「考え、思い(意識)」も消滅しています

 

 

 

 

つまり

 

意識の働きは停止し

 

潜在意識のみが働いている状態になります

 

 

意識の干渉から解放された

潜在意識は

 

自由に

潜在意識のやりかたで

 

問題を扱えるようになります

 

 

***

 

 

サマーディの状態

無意識の状態は

 

意識でコントロールすることが

できません

 

また

 

無意識の状態は

 

観察することもできません

 

 

 

 

このため

 

気づきが起きたとき

 

自分で考えついたとは思えず

何かが発見させている

 

降りてくる、授かる

 

という感覚がします

 

 

**

 

 

サマーディでは

 

完全に信頼して

全てを

ゆだねることしかできません

 

 

 

 

何かできるのは

ディヤーナンまでです

 

 

**

 

 

サマーディのとき

光輝くような

深い気づきが起こるかもしれません

 

 

この気づきは

 

ディヤーナン(瞑想)のような

リラックスした状態で

受け取ることができます

 

 

***

***

 

シールシャアーサナで

 

 

床から脚が上がりにくい人

 

腕や肩の筋肉が疲れる人は

 

 

両ひじの間隔を

調整すると良いかもしれません

 

 

正面から見たとき

 

ひじとひじの間が

肩幅のとき

 

ひじは

ほぼ肩の真下へ降り

上腕は傾きません

 

図(a)

 

 

 

 

 

ひじとひじのまん中に

頭がなかったり

(図(b))

 

 

ひじが

肩幅より

広いとき

(図(c))

 

上腕は斜めになっています

 

**

 

上腕が

斜めの時

 

肩は床に

近づきます

 

 

 

 

肩が低くなると

頭が押されるので

 

首が曲がり

頸椎に負担がかかります

 

 

 

**

 

頭が押され

首が曲がったまま

 

脚を床から上げようとすると

 

頭がつっぱり

お腹の方へ体を倒す力が生まれるので

 

脚が

とてもとても

上がりにくくなります

 

床をけり上げないと

脚があがらないかもしれません

 

 

 

***

***

 

 

水の入ったペットボトルを

片手で持つとき

 

 

まっすぐ持つときと

斜めに傾けて持つときでは

 

手首にかかる力が変わります

 

 

 

 

 

角度が大きくなると

手首にかかる力が大きくなりますね

 

 

このねじる力、回転力を

モーメントといいます

 

 

***

 

シールシャアーサナで

 

上腕と

重力の方向(鉛直方向)との

角度が小さいときは

 

モーメントが小さく

 

あまり筋力を使わずに

骨で重さを支えられますが

 

 

 

角度が大きいと

モーメントが大きくなり

 

筋力をたくさん使わないと

その角度を

保てません

 

 

シールシャアーサナは

長めの時間

保持することもできるアーサナなので

 

 

初心者は

余分な筋力を

できるだけ使わない

アライメントがよいと思います

 

 

 

 

八支則の7番目は

「ディヤーナン」です

 

「ディヤーナン」は

「瞑想:めいそう」と訳されています

 

 

***

 

ダーラナー(集中)は

意識の働きでしたが

 

ディヤーナンでは

意識と潜在意識がいっしょに働きます

 

***

 

アイデアが浮かんだとき

 

「あっ、いいことを思いついた」

「今、思いついた」

 

というような表現をすることがあります

 

 

「あっ、 ××」

 

という表現からわかるように

 

アイデア(気づき)というのは

 

連続した考え(意識)の途中にあらわれる

不連続な想い(おもい)です

 

 

アイデア(気づき)は

 

考えと考えのすきまに

ふっと

浮かんでくるもので

 

意識のコントロールを

離れています

 

***

 

「考え」は

意識が関係していますが

 

「アイデア(気づき)」は

無意識(潜在意識)が関係しています

 

 

***

***

 

 

瞑想では

意識を1点に向けます

 

色々な想いが浮かんできても

それにひきずられることなく

 

判断や評価をせずに

想いを流して

 

また

意識を1点に戻します

 

 

******

******

 

 

アイデアを出す

会議のやり方に

 

「ブレインストーミング」

という方法があります

 

 

みんなで自由にアイデアを出し合うことで

新しいアイデアを産み出す方法です

 

 

「ブレインストーミング」にはルールがあります

 

1  判断・結論をださない

2  奇抜やユニークなアイデアも受け入れる

3  質より量を重視する

4  アイデアを結びつけたり、発展させたりする

 

******

******

 

 

「ブレインストーミング」を

一人で行うと

 

瞑想に近い状態になることがあります

 

 

**

 

 

問題解決のための

 

意識を一つの方向に向けた集中が

深くなると

 

瞑想状態が起こり

 

色々な想いが浮かんでくるかもしれません

 

 

このときに

浮かんでくる想いは

 

判断や評価をせずに

 

すべて受け取り(受信し)

 

その想いにひきずられ

とどまることなく

 

想いを流して

 

 

次の想いが浮かんでくるのを

さまたげないようにします

 

 

***

 

 

このとき

良いアイデアと出会うこともありますが

 

ブレークスルーを起こすような

革新的なアイデアはまだ生まれません

 

 

***

***

 

 

発想のための

瞑想は

 

 

「気づき」が起こりやすくするための

 

 

流れをよくする

クリーニングや

 

気づきが起こりやすい

環境を整える

 

 

道具です

 

 

そして

瞑想は

 

意識と無意識が出会う

 

場所です

 

 

***

***

 

 

浮かんでくる想いそのものを

観察するよりも

 

想いの流れが起きている

場所・空間

 

の雰囲気

 

を感じようとしたほうが

 

 

革新的なアイデアに

つながりやすいように思います

 

 

***

 

 

散らかって物がいっぱいある部屋を

 

引越準備のために

片付けていると

 

思わぬ品物を

色々発見したり

 

昔のアルバムに見入ってしまったりしますが

 

そんなことをしていては進みません

 

 

 

何が出てきても

とらわれることなく

 

どんどん片付けていきます

 

 

部屋を空にして

 

新しい人を迎え入れる

準備をします

 

 

そのためには

出てくる物に気を取られるのではなく

 

 

部屋を意識しつづけます

 

**

 

測量機器など

精密装置の支持には

 

「安定性」と

「調節のしやすさ」が

求められます

 

 

これら機器の

傾きを調整する支持は

 

「3点」で行われます

 

 

支持する点の数が

「3点」から

 

減っても、増えても

安定性が減ってしまいます

 

 

また

 

支持が「点」でなく

「線」や「面」になると

 

調節がやりにくくなります

 

 

***

***

 

 

シールシャアーサナで

体重を支えるのは

 

手首と両肘(ひじ)でつくった

三角形です

 

***

***

 

 

頭で体重を支えるかどうかは

流派や身体能力によります

 

このブログは初心者向けなので

 

首に負担をかけない

頭で体重を支えないやりかたで考えます

 

***

***

 

グレゴール・メーレ先生は

「頭は軽く床に触れているだけにする。K.パタビ・ジョイスは生徒に頭に体重をかけないように指導し、」(以下略)

と述べています (*1)

 

綿本彰先生は

「肘で全体重を支える気持ちで」

と解説されています (*2)

 

 

 

頭で体重を支えない

シールシャアーサナも

ありということですね (*3)

 

 

***

***

***

 

シールシャアーサナでは

 

安定に体重を支えられ

体のバランス調整がしやすい

支持を

 

手首+両肘

 

で行います

 

 

両手首は近いので

まとめて一つとし

 

両肘を合わせて

 

全部で

 

3つの支持です

 

 

 

 

***

 

支持点は

 

前腕の骨(尺骨)の手首側の出っ張った所付近

 

 

前腕の骨の肘側の出っ張った所付近

 

です

 

 

 

 

 

 

固い骨の1点で

床を押す意識があると

 

力が直接床に伝わるので

力を加える方向がはっきりして

バランスをとりやすくなります

 

 

柔らかい肉の面や線で

押す意識だと

 

クッションの上で

バランスをとる感覚になり

力の方向がぼんやりしてしまいます

 

 

***

***

***

 

頭は

やさしく

床に接触させる意識です

 

 

 

 

頭で床をつっぱるように押してしまうと

 

支持する点がひとつ増え

4点支持になるので

 

とても不安定になり

調節も難しく

 

バランスがくずれやすくなります

 

 

 

 

 

*** 補足 ***

 

数学上

3つの点が乗っている面は、ひとつだけなので

3点支持がもっとも安定した支持だと言われています

 

支持点が4つだと

4種類の傾きが違う床のどれかに

瞬間瞬間

乗っていることになり

安定しません

 

支持点が2つ以下だと

傾きの違う床が無数にあることになります

 

傾きが常に変化する

グラグラする台の上に

乗っているのと同じですね

 

 

(*1) グレゴール・メーレ, アシュタンガ・ヨーガ実践と探求

(*2) 綿本彰, YOGA ポーズの教科書

(*3) アイアンガー先生は

  「ハタヨガの神髄」で

 身体全体の重みは、頭部のみにかけること。

 と言っています