すずめの戸締まりは村上春樹作「かえるくん、東京を救う」と繋がっている? | サトウベアーのブログ

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先日、最近話題となっているすずめの戸締まりを観てきましたが、

 

「これはもしかして…?」

 

という場面がいくつかあった中の一つを紹介しようと思います。

 

※まだ一回しか観てないので間違えている箇所があったら、すみません。

 

 

すずめの戸締まりは実質「かえるくん東京を救う」だったって話

 

まず最初に「かえるくん東京を救う」ってって話を知らない人がいると思うので簡単に紹介すると、

 

ある日、ごく平凡な男「片桐」のもとに、人間のように話をする「かえるくん」が現れて、東京に大地震を起こそうとしている「みみずくん」から一緒に東京を救って欲しいと男に頼むとこから物語がはじまり、最後にカエルくんが東京を救うために犠牲なって終わるというものです。

 

ここで察しがいい人はもう気づいたのではないでしょうか?

 

「これってすずめの戸締まりのストーリーと構成が一緒じゃない?」

 

そう思ったと思います。

 

そうなんです。

 

今回のすずめの戸締まりでも地震を起こしているのは共通して「みみず」であること。

「みみず」の正体はいわゆる呪いであり、人からの「負の感情のかたまり」であること。

そして、その「みみず」から東京を救う物語であることが一緒なんです。

 

でもそれだけじゃ、たまたまって設定が被ったって可能性も否めない。

 

私もそう思い、いったん冷静になって先日もらった入場特典である「新海誠本」と読むことにしたんですが、

 

むしろ「新海誠本」で読んだある一文がきっかけで疑念が確信に変わりました。

 

※新海誠本とは、企画書、新海誠監督の独占ロングインタビューなどを収録した小冊子のこと。

 

さすがに全部はのせるのはまずいので、

簡単にいうと「椅子に変えられた草太はカエルの王様のオマージュでもある」という一言が添えられいたのです。

 

つまりは「椅子に変えられた草太=カエル」であり、東京を救うために要石になった(つまり犠牲になった)のが草太。

 

これは「かえるくん」と同じ結末を迎えており、さすがに偶然とはいえないぐらいストーリーに合致点があるのではないでしょうか?

 

さらにそれに加えて、「かえるくん東京を救う」のテーマには「阿頼耶識」や「ユング心理学」といったものとも繋がっており、

 

すずめの戸締りでもそういった描写や会話をしていたので、

 

もはや「すずめの戸締まりは実質かえるくん東京を救う」と一緒なのではないかと考えられます。

 

詳しくはこの記事をどうぞご覧下さい↓

 

 

だいぶ、こじつけ感がありましたが、地震とミミズとカエルの要素が入っているので少なからず繋がっているのではないでしょうか?

 

なにかコメント頂けたら嬉しいです!それでは!