学校教育に対する否定的な記事で御免なさい.

多くの教職員らが頑張ってくれていることは理解しています.

 

 

不登校の小4に退学届要求 「就学義務違反」と誤解した区教委が陳謝
7/17(水) 13:00配信

当初、保護者は学校側から「フリースクールに通っても学籍は残せる」と説明を受けたというが、1カ月後の同年6月、学校側が一転して保護者に電話で「二重学籍は認められず、退学届を出してほしい」と要求。驚いた保護者が区教委に問い合わせると「フリースクールに通わせることは就学義務違反に当たる」との説明を繰り返し受けたという。
 

 

東京都目黒区立小学校の教員らも

東京都目黒区教育委員会の担当者らも

誰も法律(教育機会均等法,学校教育法)や文科省の通知を理解していないらしい.

 

 

上のニュース記事にふれたブログ記事が下.

自治体の教育委員会が指定している公立の地元小学校への通学ができない状態ではあるので、学校教育法第17条第1項、第2項が規定している「学齢児童生徒」の保護者に対する「就学の督促」の該当であるといえる。ただし、この就学の督促は、本来憲法や教育基本法が定める保護者の教育の義務や、教育を受ける権利に反し、子どもを学校へは通わせず、代わりに家業、農業、子守等の労働の従事させ、教育の機会を奪っている保護者に対して定められた規定であり、不登校児童生徒を想定していない。

 

 

2021年5月中旬の名古屋市の複数の区役所でも

「就学義務の不履行」の解釈を誤っていた.

 

 

 先生方には感謝しています.

 公教育での教育は行政行為ですので法律は正確に理解してほしい,という思いを込めて書きました.