第9回のぼり旗ラン「狭山事件の日」 | 国鉄闘争

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 昨日、第9回のぼり旗ラン「狭山事件の日」を行いました。朝方、小雨がパラついていたのと夕方、3.11福島原発事故当時の事を描いた、映画「太陽の蓋」上映会があったので、10キロ程の軽いアピールランで終えました。

 それでも信号待ちで自転車に乗っていた中高年の男性から「狭山事件のアピールですか?」と話しかけられ、のぼり旗が気になるのか、小学生からは「なにしゆうが?頑張ってください!」と沢山声援をいただきました。

 「太陽の蓋」の感想ですが、当時の民主党政権の官邸側の人間を実名にしたのはリアル感があり、事故当時の東電、官邸のバタバタ感が伝わってきましたが、実名にした人たちへの配慮なのか表現の仕方はかなり官邸側を持ち上げているように感じました。

 もう少しテーマを絞って、避難地域の住民、原発労働者、官邸関係者、東電関係者などの葛藤を掘り下げて映し出してほしかったと思います。しかし、真実をリアルに映画にしようと思えば、山﨑豊子さんの「沈まぬ太陽」のように様々な圧力がかかるのでしょうね。