2002年に実施されたタクシー規制緩和で競争が激化し、 労働者の労働条件悪化や安全低下が起こっている問題について9日の国土交通委員会で質問した。 私は、交通政策審議会の報告書が、 歩合制賃金のもとで事業者が安易に増車し労働者の収入低下をもたらすと指摘したことを紹介し、 「歩合制賃金や供給過剰にメスを入れるべきだ。規制緩和を見直し、車両の台数を規制せよ」と追及した。 冬柴大臣は、 「極端な歩合制度が招いている事態。歩合制をやめさせるのは難しいが、労働者へのしわ寄せは事実。よく考えたい」と、 今後改善策を検討する考えを述べた。一方で参入規制については「考えが違う」と否定した。

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