埼玉県久喜市の東部、栗橋地区に神社はありました。利根川そば、利根川橋の近くです。
門前に駐車場はあります。
こちらの神社の由緒は次の通りです(由緒書きによる)。
「慶長年間(1596〜1615)、利根川の大洪水の折、当地の村人が総出で堤防の補強工事を行っていたところ、川の彼向に鯉と泥亀(どろがめ)に囲まれた神輿が流れて来たので、これを引き上げると、元栗橋に祀られている八坂神社の神輿でした。村人は、この激しい流れに神輿が転覆することもなく当地まで流れ着いたことは、まことに神慮によるものであると感じ、元栗橋からこの地に八坂神社を勧請し、毎年6月に祭りを 行うようになりました。
栗橋宿は慶長年間に代官のを伊奈忠次に従う元栗橋村(現在の茨城県猿島郡五霞町)の池田鴨之介、並木五郎平らにより開墾され、54戸が移住してできた町と伝えられています。八坂神社もこれらの人々により、元栗橋から栗橋に遷座され、建立されたものとされています。」
鳥居。
神社名:栗橋八坂神社
鎮座地:埼玉県久喜市栗橋北二丁目15番地
祭 神:素戔嗚尊
社格等:旧村社 栗橋総鎮守