生品神社 開運・諸願成就御守(群馬県太田市新田市野井町) | まほろば御朱印紀行

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 令和6年2月3日、群馬県太田市新田市野井町に鎮座する生品神社に参拝する。社務所は開いていた。


 東京堂出版刊「神社辞典」によると由緒は次の通りです。
「生品神社
 群馬県新田郡新田町の旧県社。大穴牟遅神・品陀和気命・建御名方神他二十二柱の神を祀る。
 創祀は不詳であるが『上野国神名帳』所載の生階明神に当てられる。源義家は奥州征伐に際し戦勝祈願したと伝え、鎌倉時代以後、当地を領有地とした新田氏の崇敬は篤く刀剣、軍旗、絵馬などを奉納している。『太平記』が記す元弘三年(1333)護良親王の令旨により北条高時追討のために市之井郷総鎮守にて挙兵戦勝祈願したのは当社であり境内は国の史跡に指定されている。当郡内には同名社が多く当社を本宮とし、古来産土神として崇敬が篤い。宝物としては神鏡、古鏡、軍旗、寄進状などを蔵す。
 例祭4月15日、 12月20日。5月8日には新田義貞挙兵記念祭が執行され、小学生10人が鎌倉の方向に矢を放つ鏑矢祭が執行される。」


 鳥居。
 神代木。
「神代木
 此の木は櫟なり新田義貞公舉兵の際大中黒の旗を此の樹に掲げ戦捷を祈願す。爾来鬱蒼とし敏繁茂さり、周囲二丈余高さ千丈たたず
 明治三十七年六月九日白晝静穏の時大音響ありて倒れたり、依其の一部を遺し滋に記念とす。
 爾後春秋星霜九十有余年風化に依り腐食朽壊の状なり、依って燻蒸処理をしポリウレタン系合成樹脂加工に依り脆弱破損部の強化修復をし最後シリコン剤塗布に依り保存処理した。
 同時に覆屋も新築して未来永封後世に遺すものとす
 新田義貞公舉各六百六十六年祭に際して
 生品神社」

 社殿。
 大己貴命を祭神とする神社。新田義貞公がこちらの神社から挙兵したそうだ。上野国神名帳には生階明神と記載がある。

 珍しく社務所が開いており、御守が頂いた。開運・諸願成就の御守。初穂料500円。御札は1,000円。
 土日はせめて社務所は開いていて頂きたいものだ。



神社名:生品神社
鎮座地:群馬県太田市新田市野井町646−1
祭 神:大己貴命 品陀和気命 建御名方神 他二十二柱
社格等:旧県社