本日は、土屋光逸の版画「浅草 金龍山」の五重塔をご紹介します。

サイズは、39.5×26.0cmです。


土屋光逸は、明治から昭和にかけて活躍した浮世絵師であり版画家です。
小林清親の門人。姓土屋、名は光一。明治3年、静岡県浜松市に生まれる。明治19年清親に入門、以降明治37年(1904年)までの30年間、小林家で家族同様に生活の苦を共にしている。代表作として、明治28年(1895年)に日清戦争を描いた「講和使談判之図」や「万々歳凱旋之図」などがある。

版画の題名が記載されています。

彫師と摺師が記載されています。

五重塔が好きで、よく奈良や京都のお寺巡りをしました。

版画でも、つい五重塔の全体バランスが見てしまいます。

浅草金龍山の五重塔は、京都東寺の五重塔を彷彿とさせますね。

ではまた。