平素より国士舘大学男子ラクロス部にご支援、ご声援をくださる皆様、誠にありがとうございます。
2023.10.28
"学生日本一"を目指す権利が消えた
4年で1部で戦う。
ひろきさんのこの言葉に惹かれて
入部した俺にとって受け入れ難い現実だった。
2023.11.5
オフィシャル席の最前列でスコアシート書きながら見た関東final。
俺らはこの舞台に立つことはできないんだと、
また現実を突きつけられた気がした。
この1ヶ月本当にラクロスが面白くなかった。
やり場のない苛立ちと、それを落ち着かせようと自分に言い聞かせる。これの繰り返し。辛すぎた。
それでも軸がぶれずに腐らずやってこれたのは、偉大な憧れの存在があったから。
先日、東京大学に武者に行く機会があった。
技術の差はあまり感じなかった。
でも、決定的な差を感じた。
全員が自分の可能性を信じていること。
少し先のビジョンを見て、なりたい姿を具現化できるところ。強いチームは勝つべくして勝つのだと。
本当にかっこよかった。
良い環境に身を置いたことで、うまく吹っ切れた。心の底からラクロスを楽しめた。
東京大学の皆さん感謝しています。
東大に行った後から、新しいビジョンを立てた。
後輩に全て託すこと。俺の二の舞を作らないこと
学生日本一を目指せる環境を整える。
2年後最高の舞台を作り引退すること。
そのために24シーズン必ず2部昇格を成し遂げる。
国士舘旋風をラクロス界に巻き起こす。
悲劇のヒーローになって酔いしれるのはここまで
話は変わって、正直このチームのことはまだあまり好きじゃない。理由は3部リーグ所属ということを引け目に感じ、自分から可能性を閉ざしてる人が多数見受けられるから。
いつまでそんな負け犬でいる?
自分の思い込み、先入観で殻を被り成長を止めるのもうやめにしろ。俺たちならやれる。俺たちならできる。自分を信じろ。信じられるように努力しろ。
信じられる自分を作るのはリーグ戦を向かえるまでに積み上げた自分の過程だ。
個人の技量不足・戦術理解の不足、リーグ戦前になって急に練習しだす。試合になれば揃って不安な顔してグランドに立つ。目的はなんだ?
闘う準備をしろ。闘う顔をしろ。
このチームに足りないのはひとえにpassionだ。
ラクロスにかける情熱が足りなすぎる。
個人を振り返れば
DF陣で1番グラボを拾えた。けど洸貴さん不在の中で局面を変えるような絶対的な存在にはなれなかった。
理由は何か?
精神からくるプレーのムラだ。
来シーズンここに向き合い続けて1人で局面を打開できるゲームチェンジャーになってみせる。
だから、欲しい場面でのグラボは俺が取り切る。
苦しい局面での1on1は俺が完封する。
ブレイクでは先頭を駆け抜けるし、
なんなら、点だってとってやる。
全部俺に任せろ。
数字以上に存在でチームに貢献する。
独りよがりに聞こえるかもしれないけど、
これくらいの覚悟がなければ、試合での自分の活躍に満足できないし、チームが勝つことはできないのだと、今年のリーグ戦の結果が教えてくれた。
負けはもういい。反対側で相手の歓喜の輪ができて、1年間の全てを踏み躙られ、全員が下を向いて、入部して半年の一年生が責任を感じて涙する。
本当にクソだ。
ここまで長々と書いてきたけど本題へ。
最後まで泥臭くやり切る法政の"BOOST"
かっこいい集団になる日体が"HERO"なら
俺らは"JUST UP"
全ての基準を上げ、困難を打破し2部昇格のためにベストを尽くす。
1人1人が部活に入って成長、吸収しラクロスを通じて最高の自分になる。
これが俺たちのスローガン。
俺たちをあらわすのに相応しい物にできるかどうかは俺たち次第だ。
入れ替え戦の勝利の笛がなる瞬間まで、全員でこのスローガンと向き合いつづけろ。
毎日進化しろ。
チームにコミットしろ。
相手が誰であろうと自分たちの軸をぶらすな。
勇敢に戦おう。
情熱の赴くままに。
passion
新3年 富野雅玖