平素より国士舘大学男子ラクロス部へのご支援ご声援をくださる皆様、誠にありがとうございます。
’22シーズン幹部を務めさせていただきました4年の長江遼(ナガエリョウ)です。
まず初めに'22シーズンの入替戦までを通して関わってくれた方々には感謝しかありません、ありがとうございます。関わってくださった皆様のおかげで戦い抜くことができました。
それと同時に結果を出すことができなかったことはとても申し訳ないです、すみませんでした。
いきなりですがこれ読んでくれている皆さんは結果と過程どちらが大事だと思いますか?
よくある問答ですがいま1度自分の中で考えてみてください。
僕は圧倒的に結果派でした。
10年以上スポーツをやってきてずっと結果を求める環境にいたからかもしれませんが、結果を出すこと以上に価値のあることはないと思っています。
勝てば官軍という言葉もあるように結局のところ結果を出さなければ過程の是非を問うことはできません。
この点ではチームを2部に昇格させることのできなかった僕の'22シーズンの取り組みは間違っていたし、幹部失格です。
しかし入替戦が終わった後勝つことと同じくらい価値があったと言えることがありました。
それはチームのOBOGや関係者でなければ全く交流もない他大のラクロッサーから入替戦を見て「感動した」、「試合中ずっと応援していた」と言ってもらえたことです。
チームの一員としてこんなに誇らしいことはありませんでした。
結果出すこと以上に価値のあることはないけど結果を出すために本気で取り組んできた過程で人に感動を与えることができたことはもしからたら結果以上に価値があるかもしれない。
そんな矛盾まみれの思いが僕の中に生まれました。
結果は過程の積み重ねでしかないし、過程も結果に至るまでの道のりでしかありません。
結局のところどちらかが大事なのではなく「結果と結果に至るまでの過程、その全てに責任を持って本気で取り組むことで初めて価値が生まれる」のだと思います。
これはラクロスに限らず人生においても同じことが言えると思います。
自分の人生のヴィジョンとその過程どちらも誰かや何かのせいではなくて「自責」の上で全力で挑むことで輝きが生まれると思います。
そう考えると1日たりとも無駄だったと思える日を過ごすことはできないし、一つ一つの行動を無責任にすることはできません。
話をラクロスに戻すとチームや個人の目標やヴィジョンの実現のために
1回の練習
1つのメニュー
1球のグラボ
1回の筋トレ
1回の食事
ラクロスに通じるあらゆる局面その全てに、どれだけの人が責任を持って全力で取り組めているだろうか。
きっとラクロスをやって良かったと思える人たちや、結果を出しているチームはこれを高い水準でやってきた人たちだと思います。
競技スポーツである以上、誰もが理想通りの結果を出すことは不可能だと思うし、そのことに対して葛藤することも沢山あると思います。
その上で「結果と結果に至るまでの過程、その全てに責任を持って本気で取り組むことで初めて価値が生まれる」ということを肝に銘じて行動することができれば結果以外にもそれ以上に価値のあるものを手に入れることができると思います。
それは例えラクロスをやめたとしても残るモノであり、大学という枠を飛び越え社会に出た時にも大きな糧になるモノだと信じています。
最後に
僕がラクロスを始めることができたのは同期のみんなが心よく途中入部の僕を迎え入れてくれたからです。
同期のみんなには本当に感謝しかない、ありがとう!
これからもよろしく。
そしてひろきさん
ひろきさんのおかげでラクロスとより深く向き合うことができました。
また人生の視野やモノの見方もすごく広がりました。
結果で恩返しすることはできなかったけど本当に感謝しかないです。
国士舘のコーチがひろきさんで良かったです、ありがとうございました。
後輩には入替戦終わった後に伝えるべきことは伝えたので割愛するけど、ついてきてくれてありがとう!
これからは応援しています、協力できることがあればなんでも言ってください。
長くなりましたがご精読ありがとうございました。
今後とも国士舘大学男子ラクロス部の活動にご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします。
'22 幹部 4年 長江遼