利回りの低いカネ美食品から株主優待のカゴメのジュース届く、売却決断。 | 海外事業の助っ人 深川国際経営

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カゴメのジュース🍹のセットは毎日ジムに行くので有難い。
カネ美食品は儲かっており、内部留保をためこんでいるキャッシュリッチカンパニー。

もっと配当を増やして欲しい。

取得原価は、2613円であるが、現在の株価は、3265円と含み益6万円程度と寂しい。
1株当たり配当は僅か38円で配当利回りは1.16%と低い。

僕の取得利回りも1%台かな。

株主優待を勘案しても利回りが低く過ぎる。

ROE6.9%と低いのは分厚い自己資本が影響しているかも。
自己資本比率76%で完全無借金会社。

流動比率は311%と驚異的なキャッシュリッチカンパニー。

流動比率は、米国ではバンカーズレイショ(銀行家比率)と呼ばれ銀行が融資の際、短期的な支払能力を図る物差しとして重視する。

米国では流動比率は200%なら合格であるが、日本では120%~150%程度の企業が多い。

カネ美食品のように流動比率311%というキャッシュリッチカンパニーはなかなかお目にかかれない。

経営者にはもっと資本効率や株主還元に意識を持って欲しい。

保身だけを考えるようでは経営者失格。

カネ美食品は32万円の運用で配当金3800円と株主優待3000円の合計6800円とショボイ。

サムティなら26万円の投資で配当金だけで9400円。

ソフトバンクなら19万円の投資で配当金だけで8600円。

JTなら44万円の投資で配当金19400円。

低い利回りのカネ美食品は売却することにした。

余り欲張らず3300円の指値にした。

この指値なら売却益は68642円となる。

株主優待を廃止しほんの少し配当を増やした中央魚類も売り注文を出している。

売却成功すればサムティやソフトバンクやJTを買い増ししたい。

利回りの低い銘柄を売却し、高配当で値上がり益も期待できる銘柄に資金を集中したい。

投資も『選択と集中』が大事だ。

何の方針もなく気紛れで投資するのは非効率。