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 漸く3日目の夏季休暇を取得することが出来た8月28日。入浴、洗濯、朝食を済ませて自室で休憩した後、こくらげ宇宙人夫人が仕事に出払った頃を見計らってリビングに下りてみると、この日のNHK《あさイチ》がワクチン接種に起因する健康被害予防接種健康被害救済制度を特集していました。

 m-RNAワクチンによる健康被害の機序については詳しく在りませんし、after-covidとの見分け方も良く知りません。が、番組によってワクチン接種に起因する健康被害の深刻さが理解出来ました。

 番組を視聴し乍らこの制度名で検索してみたところ、神戸市に在るサンテレビのニュースがYouTubeに投稿されていました。

 ニュースは【ワクチン接種13分後から1年半 ワクチン後遺症31歳女性の怒りの訴え】という小見出しの下で、取材対象者の

 

「これだけ大変なことを病人にさせるってもう救う気がないやんとしか思えない」

 

という声を記録していました。ニュースによると、

 

「女性が1年半かけて集めたおよそ1000枚の書類。国の健康被害救済制度の申請に必要な病院のカルテや受診証明などのコピーです。病院の文書代やコピー費用は自己負担で約8万円かかりました。」

「この1年半で女性が診てもらった病院は8カ所。このうち6カ所から必要書類を取り寄せましたが、残り2カ所は給付金よりも費用の方が上回ると判断し、申請を見送りました。」

「2種類のスポーツの習い事をし、週に2・3回ボランティアに励んでいた生活が一転。働くことができなくなり、ほとんど家で過ごすようになりました。国の健康被害救済制度を頼ろうとしましたが、申請にすらたどり着けない問題に直面しました。」

「そして12月15日。2021年6月から2022年春まで分の申請書類を役所に提出することができました。この1年半で費やした医療費や交通費などは、約100万円に膨らんでいました。」

 

とのこと。取材対象者は、

 

「1枚の紙にしても、1つ1つの欄が不明なことが多すぎてその回答を度々待つと。やっと書けても、えっこれで合っているのかはてなマークというのがまた出てきて、また聞いてを繰り返すうちに1年半経ってしまった。」

 

「1番は国がちゃんとやり方を病院だと窓口である役所に伝えていないので、役所もやり方が分からない。分からない度に都道府県に確認をする。その回答に2週間くらいかかるっていうのをひたすら繰り返すんですよね。」

 

と話していましたが、申請手続きの《あるある》ですね。あさイチの取材でも、岡山県岡山市の担当者がたった1人で窓口業務を任されていました。番組では更にこのような職員をサポートするための奈良県の取組も取材していました。

 

 サンテレビニュースでも窓口の声を紹介していました。

 

「書類を整えるということが結構時間がかかるなというのを実感しています。体調も悪い中で来ていただいている。そこで労力を使っていただいているなと感じています。」

 

 制度の問題点を指摘するこのような事情がある限り、あさイチがこの問題を採り上げた意義は大きいですね。番組に寄せられた声を聴く限り、窓口を訪れても申請すら出来なかった方がかなりいらっしゃることが判りました。

 

 行政書士が頼りになるかどうか、わたしも行政書士のお世話になったことが在りませんので判りませんが、行政書士がもっと身近な存在であれば何かの助けになったかも知れません。

 

 また、市町村業務が行政需要の高まりに迅速に人員配置出来ず、都道府県によるサポートも十分ではない現状も改めて感じました。これも《あるある》です。話は少し飛躍しますが、国の権限の受け皿となり、市町村を支援する都道府県の規模が小さいことも問題の一部かも知れませんね。

 折角夏季休暇を取得しましたが、この日はおさんどんに励む気力も無く、野菜とイカのボイルかた焼きそばを作っただけでした。

 

 この日、5年前の記事にいいねを付けて下さった方がいらしたので、久々に自分の記事を読み返してみました、

 この日と同じように家族が留守の間に映画の録画を視聴した日。採り上げた台湾映画《KANO 1931海の向こうの甲子園》に登場する技師八田與一の銅像が何者かに毀損され、保管されていたレプリカに基づいて再建されたとき、除幕式に賴清德行政院長も臨席したことを思い出しました。と、同時に

 

「賴清德さんと言えば・・・」

 

・・・そうでした。現在の中華民国総統でしたね。偶には自分の書いた文章を読み直してみなければならないものですね。