働き始めて十何年経ってからその頃のことを振り返っても、当時は目の前の仕事に忙殺されていたのか、その時間の記憶が断片的にしか思い出せません。今週水曜日のラジオ深夜便2時台《ロマンチックコンサート》でカーリー・サイモンを聴き乍ら、記憶にしっかり残っているのは矢張り1960-70年代なのだな、と改めて感じたところです。3枚目のソロアルバム《No secrets》のジャケット写真も鮮明に記憶しています。
木曜日の帰り道、インターシティから品川駅港南口に向うペデストリアンデッキを歩いていると、都知事選立候補者陣営の運動員と思しき人々がリーフレットを配っていました。
けれども、運動員にしては投票を呼び掛けるでも候補者の名まえを連呼するでも政党名を掲げるでも在りません。余りの静けさを怪訝に思いつつ歩いていると、レインボーロードの入口に1人で立って通行人にリーフレットを配っていたのは野田佳彦元首相でした。
何年か前の衆議院議員選挙告示後、立候補していた菅直人元首相と武蔵境駅で握手をしたことが在りますが、他人の選挙で野田佳彦元首相が一介の運動員に徹していらっしゃるとは思いませんでした。
品川駅から東京駅に向う京浜東北線の車窓から新橋駅前SL広場を見下ろすと、毎夕立候補者が入れ代り立ち代りマイクを握っているのが見えますが、多数の候補者を立ててポスター掲示板を占拠した政治団体のポスターが目立つ港区とは対照的に、武蔵境駅周辺の掲示板は白が目立って淋しい程でした。
その日、JR中央線武蔵境駅コンコースでは、七夕を控えて今年もお星さまへの願い事が張り出されていました。武蔵境駅は今年で開業135周年を迎えましたので、天の川の形ではなく星形の短冊で《135》の形を作っていました。
さて、前日に続いてこの日も柴犬の話題から。
リビングに落ちていたワンコ用おやつの欠片を見付けた3歳のむぎくん。いきなりお口に放り込みたかったでしょうが、向ったところはママの居るお部屋。
むぎくんはドアをマズルで開けると、ママに向って頻りにおしゃべりを始めたそうです。ママが何事かと思ってむぎくんに付いて行くと、何度も振り返って「こっち、こっち」と教え乍らリビングへ。そして、ママをリビングに案内すると、落ちていたおやつを知らせたとのこと。
そこで、ママが「食べたいの
」と尋ねると、「わんっ
」と元気良くお返事。まだ3歳なのに、ママに許可を貰うために一生懸命行動するところが可愛いです。
飼い主に一生懸命訴える柴犬が居るかと思えば、一寸前に目にした柴犬は動物病院からお葉書が来たことを知って激怒していることを表情で飼い主さんに伝えようとしていました。
1歳の柴犬の女の子珊瑚ちゃんは、お家に届いた《フィラリア予防注射のお知らせ》の葉書を見付けてびりびりに破って仕舞った上で、怒りを飼い主さんに顔で伝えていました
何でこんなに面白いワンコが多いのでしょうね
この辺りで話は変りますが、「福来スズ子が登場するのではないか」と視聴者をやきもきさせた今週の《虎に翼》。
昨日、月曜日から水曜日迄の放送分をNHK+で慌ててお浚いしたばかりでしたが、木曜日の放送では何と前期朝ドラ《ブギウギ》の登場人物茨田りつ子(菊地凛子さん)が登場した由。
このことを報じたフリーライターの木俣冬さんの記事によると、家庭裁判所の広報ポスターに実際に登場して頂いたのは水谷八重子さん、そして、ラジオの広報番組でパーソナリティをお願いしたのは、何と、村岡花子さんだったとのこと
菊地凛子さんに加えて趣里ちゃんや吉高由里子さんをブッキングするのは難しいでしょうから、福来スズ子さんや村岡花子さんの登場は「無いだろう･･･」とは思っているのですが、大河ドラマ撮影の合間に村岡花子さんのラジオの声だけでも一言
「ごきげんよう。」
と吉高さんが吹き込んで呉れたりはしないでしょうか
この日はこの他にも気になったニュースが他にも在ったのですが、それはまた別の機会に触れたいと思います。
