あなたもスタンプをGETしよう

 夕方、帰りに郵便物を出そうとしたことを忘れて電車に乗って仕舞ったので、東京駅で降りて丸の内側に出てみました。

 北から南に向って歩いてみましたが、駅前に郵便ポストは見当りません。丸の内南口改札迄来てみたところ、道路を挟んだKITTEの前にポストを見付けたので、急いで投函しました。

 

 普段、夕暮れの時刻に丸の内を訪れることが殆ど在りませんので、新しくなった丸の内側に暫し見惚れて仕舞いました。

 

 別の日に気が付いたのですが、品川駅のコンコースに東海道線色を纏った郵便ポストが設置されていました。

 

 さて、YouTubeで何度か奈良公園のシカを記録した動画を観ているうちに、《奈良公園のシカ》が矢鱈とレコメンドされるようになりました。これらの動画も時折視聴しているうちに、先週末思わず観て仕舞ったのがこちらの動画下矢印・・・・・・

 カモシカの赤ちゃんがヒツジのように鳴いて母親を呼ぶことを初めて知りました。

 

 動画の撮影者さんは自転車でヒルクライムの最中。動けない赤ちゃんに声を掛けて様子を見守りますが、自転車運転中だったので赤ちゃんに手を出せなかったことが幸いしたように思います。

 

 もし、母親の姿が近くに無く、赤ちゃんが怪我でもしていたら、撮影者さんも行政に連絡したり、自ら動物病院にクルマで連れて行ったりしたかも知れません。

 

 けれども、行政に連絡したとしても、結局は獣医師に診療させるだけで放獣して仕舞うでしょうし、自ら動物病院に行ってもその後どうすれば良いのか途方に暮れるでしょう。撮影者さんは何度も同じ場所に戻って来て母親が赤ちゃんを連れて行ったことを確認していたので、大変良いことをしたと思います。

 

 話は変りまして・・・・・・。

 

 6月15日付東京新聞Tokyo Webは、東京都と広島県の2つの府中市の息の長い交流の話題を掲載。

 Wikipedia《同一名称の市区町村一覧》によると、1970年3月12日の自治省事務次官通知で「市の新設または町の市への昇格の場合、新たな普通地方公共団体である市の名称は既存の市の名称と同一または類似するものにならないようにする必要」があるとされる迄は、同一名称を避ける決まりは無かった模様。ただし、「2001(平成13)年の西東京市の合併に当たって、自治省は照会で、『既に全国に同一または類似の名称の市町村が存在するなら、同じ表記で読み方が異なる場合』だけを不可とし、『異なる表記で読み方が同じ場合』『同一または類似の町村が存在する場合』は可」とするよう改めたそうです。

 

 2つの府中市は1970年の事務次官通知以前に何れも市に昇格。2023年1月9日付東京新聞Tokyo Webの記事によると、「東京側の3町村は54年4月1日からの市制施行を議決。2月に新市名の申請の写しを自治庁(現・総務省)に提出した。しかし、広島側が1日早い3月31日に市制施行を予定していたため、自治庁の担当者から『同名は駄目』と言われた。『それなら議決をやり直し、市制施行を1カ月早める』と申し入れて受理された」とのこと。しかし、結局、新たな議決を行うことなく、当初予定どおり同年4月1日に市に昇格しています。

 

 記事によると、東京都府中市の市史編さん担当の英太郎主幹は「市職員の先輩方には、わだかまりがあったようです。ずっと両市は没交渉でした。」と話していましたが、1991年になって広島県府中市から親善交流団が来訪して交流がスタート。2009年には東京都府中市が《国府サミット》を開催し、両市の交流が本格化したとのこと。

 
 確かに、1日早く先を越された東京都側は面白くなかったでしょうね。