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  《トノバン 音楽家加藤和彦とその時代》というドキュメンタリー映画を鑑賞した」という話題を時折目にするようになりました。映画のサイトに目を通して初めて、加藤和彦さんが亡くなった年齢をわたしも超えて仕舞ったことを知りました。

 フォークルからソロ活動を経てサディスティック・ミカ・バンドを経て多様な音楽活動をされていた加藤さんですが、安井かずみさんとご結婚なさった後は、正直言って、耳にする機会が減っていました。

 

 ソロ時代の代表曲として多くの人が挙げるのは、矢張りきたやまおさむさんとデュエットした《あの素晴らしい愛をもう一度》なのでしょうね。

 

 ただ、わたしが偏屈なだけかも知れませんが、若かった頃の恋愛は決して素晴らしいものでは在りません。真面目に向き合おうとすれば嫌な思いがどんどん累積されて行くばかり。過去の自分を顧みれば《あの下らない愛はもう二度と》です。


 こくらげ宇宙人姉妹1号が前の彼氏だかその前の彼氏だかと電話の後でめそめそ泣いてはこくらげ宇宙人夫人と言い合いをしているのを聞いて


「恋愛なんて所詮性欲むかっビックリマーク


と叱ったことが在ります。動機は性欲、目的は性交、暫くすれば直ぐに蛙化するのに、何を急いだり我慢したりして誰かとつるむのでしょう。急いでつがいを見付けても嫌な思いをするだけです。


 と、今なら迷わず言えるのですけどね、若いうちはそんなこと気付きもしませんから致し方在りません。

 昨夕、帰路の車窓から夕焼雲が綺麗に見えました。小金井公園東口でバスを降りてみると、園内の木々のシルエットに殆ど隠されていましたが、夕焼雲がほんのりと空に浮かんでいました。
 玄関先のプランターには相変らず小さなビオラが次々に咲いていますが、その間から何故かネジバナが出て来ましたびっくりビックリマーク ネジバナの種を売っていたのか、播いた記憶も定かでは在りませんが、ネジバナの種は胚乳が殆ど無いため、土の中の菌根菌から栄養を分けて貰わないと成長しないそうです。果たして来年も種から芽が出るでしょうかはてなマーク
 
 さて・・・・・・。

 

 来日して初めて《スズメ》を目にしたという外国人の声を採り上げる記事が目に付くようになったので調べてみたところ、日本を含む東アジアはイエスズメの空白域になっていて、イエスズメの代りにスズメが繁殖しているのだとか。知りませんでした。

 

 調べている途中で、中文のWikipediaが目に止ったので開いてみると、スズメのことを中国語で《麻雀》と呼ぶことを知りました。分類学的には《雀科麻雀属麻雀》と呼ぶそうで、スズメがスズメ属の代表的な種とされているのは日本と同じようです。

 

 因みに、スズメはヨーロッパから東南アジア迄ユーラシア大陸に広く分布しているようですが、アラビア半島・イラン・インド亜大陸は空白域になっています。


 反対に、イエスズメもヨーロッパからシベリア迄広く分布し、アラビア半島・イラン・インド亜大陸にも分布していますが、確かに東トルキスタン・チベットより東には分布していないようです。意外に感じました。

 

 スズメは中国語で麻雀でしたが、イエスズメは何と書くのかはてなマーク 中文Wikipediaで麻雀属を調べて行ったところ、家麻雀と書くことが判りました。


 ほぼ日本語と同じ発想ですが、漢字を見る限り、わたしには《家庭マージャン》にしか見えませんでした。

 

 気密性の高い住宅が増えたお陰で、都市部でスズメの個体数が激減しているとのこと。「家の作り様は夏を旨とすべし」と兼好法師が言っていますが、モンスーン地帯ではこのような家の作り様のお蔭で麻雀が家麻雀を駆逐することが出来たのかも知れませんね。