このところ、子どもの事故のニュースを屡々目にします。昨日も、駐車中のトラックの陰から道路を横断しようとした小学生が別のクルマに撥ねられた記事を目にしました。わたしはクルマを運転しませんが、今週は徒歩で通勤している最中にはっとする出来事が続きました。
都心・副都心に存するJR東日本のターミナル駅は何れも構内の動線が複雑です。品川駅は各プラットフォームから中央改札口に向う動線と京急との乗り換えの動線がほぼ直行しているので、互いに流れを確認し乍ら速度を落として歩行しなければなりませんが、目視していても、小柄な人が他の人の陰になって仕舞って目視出来ないことが少なく在りません。
進行方向と交差しようとする人を見過ごしてから歩を進めようとしたところ、急に眼前に別の人が現れて慌てたので、停止しようとして前のめりになって仕舞い、脚の筋肉を傷めたりぶつかりそうになったりしました。
小柄な人は自分の姿が他人からも見えていると考えているのでしょうが、人の流れの中に埋没して全く目に入らない瞬間が在ることを知って欲しいと思いました。
実際にぶつかりでもすれば、「何処見てんだよ」とお怒りになると思いますが、注視していても目に入らない人は必ず居るものです。
同行受診の折にでも一度は体験してみたいと思っています。
所用を済ませて京急品川駅に戻ってみると、プラットフォーム上空に謎の広告が
京急によると「2024年5月18日(土)から6月16日(日)までの期間、蒲田の街を盛り上げるため、京急蒲田駅や京急蒲田駅周辺エリアで各種施策を実施」するそうです。主な内容は、
「コラボ期間中、京急蒲田駅は『京急蒲タコハイ駅』になり、構内や周辺の各種装飾を変更し、CMキャラクターを務める田中みな実さんによるアナウンスを実施するなど『蒲タコハイ』仕様になります。」
「また、5月18日(土)、19日(日)、6月8日(土)、9日(日)の4日間は、京急蒲田駅2番線ホーム(3階)にて、蒲田の愛されグルメである餃子とタコハイが楽しめる『京急蒲タコハイ駅酒場』を開店いたします。」
ということです。
ところでこの日、Googleニュースが凄いニュースをおすすめして呉れました。
4月12日の深夜1時頃、兵庫県宝塚市在住の会社員の男性が7歳のオスの柴犬てりたまくんにお散歩をさせていたところ、てりたまくんがいつものお散歩コースを外れて飼い主さんをぐいぐい引っ張って行き始めたとのこと。そして、てりたまくんが街灯のない路地に入ると、「助けて」という小さな声が聞こえたそうです。
記事によると、飼い主さんは其処で「側溝(深さ1.2m、幅50cm)にはまった男性を発見。横たわる男性の腕を引くも助け出せず、119番と110番し、救急車の到着まで声をかけ続けた。/男性は頭を負傷していたものの、無事。たばこを吸うため屋外に出て、落としたライターを拾おうとして側溝に落ち、1時間ほど救助を待っていたという。」とのことでした。
どうしててりたまくんが夜中にお散歩していたのか、記事には説明が在りませんが、てりたまくんが通り掛らなければ発見はもっと遅れていたでしょう。5月21日には宝塚警察署長からてりたまくんと飼い主さんに兵庫県の善行賞《のじぎく賞》が贈呈されたということです。