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 脚本家小山内美江子さんの訃報が報じられました。

 同日付のスポニチアネックスは小山内さんの略歴を次のように紹介していました。

 

「鶴見高等女学校(現・鶴見大学付属高校)卒業後、映画監督を志したが、当時は女性は助監督にもなれない時代。記録係として10年働き、その後、知り合った当時、助監督だった深作欣二氏、佐藤純彌氏、美術を担当していた近藤昭男氏とともにTBS『キイハンター』、『Gメン’75』などアクションものを手掛け、ヒットを生み出す『4人組」と呼ばれて活躍。TBS『アイフル大作戦』(1973年4月~74年5月)の最終回で世の中と制度のギャップを描いたことが、『金八先生』で込めた問題意識につながった。」

 

 小山内さんのお名まえを知ったのはいつ頃だったでしょうかはてなマーク 上掲記事に列挙されたドラマは《金八先生》を除いて殆ど視聴していませんが、朝の連続テレビ小説にお書きになった《マー姉ちゃん》《本日も晴天なり》は拝見し、特に昭和19年度にNHKの女性放送員(アナウンサー)一期生として採用された作家の近藤富枝さんをモデルにした後者は大変興味深く視聴しました。

 

 現在放送中の朝ドラ《虎に翼》も《ファーストペンギン》を描いたドラマですが、《本日も晴天なり》もファーストペンギンの物語。戦後は週刊誌のライターとなってさまざまな事故現場を取材する場面や団塊世代の長男に振り回される姿にはらはらしたことを思い出します。

 

 ご冥福をお祈り申し上げます。

 この日は頸部エコー検査や血液検査のため1日お休み。朝食は軽く摂食しても良いとのことでしたので、早朝に朝食を済ませて二度寝をすると、短い夢をいろいろ見ました。

 

 夢の中で良く見るのは現実には在り得ないような美しい街並み。
 
 坂下に中心市街地が見える路傍の用水路が黒御影石だったり、山中の綴織りの自動車道が幅の広い木製の桟道だったり、上階の一部が空中庭園になっていて大きな池が在り、池の周りに店舗が並んでいるというJR京都駅もびっくりするような巨大な複合ビルを訪れてみたり。

 それぞれのシーンは鮮明に記憶しているのですが、いざパースに描いてみようとするとどうも夢の中の風景と異なって仕舞って上手く行きません。けれども、東急不動産が手掛ける神宮前六丁目地区の再開発ビルのパースを初めて目にしたときははっとしました。夢で見た空中庭園の在る巨大な複合ビルのイメージに最も近いかも知れません。
 
 この日見たのは、現実の都庁とは似ても似つかない不思議な高層建築物。車椅子を使う後輩の女性職員と一緒に事業をコラボレートする企業との打合せに向うところでした。

 今迄も夢の中で都庁と思い込んでいる不思議な高層建築物の夢を数々見て来ましたが、或るときは第一本庁舎と第二本庁舎との間の移動手段がロープウェイだったり、都庁の周辺が見知らぬディープな街並みだったり、異動先に赴任するためのエレベーターが透明だったり、兎に角、現存する都庁の姿が一度も出て来ないことが不思議でなりません。

 こういう不思議な風景を見ている最中は夢が続いて欲しくてついつい長寝をして仕舞います。

 それにしても、今回はどうして車椅子を常用している後輩職員と一緒だったのか心当りが在りません。