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 NHK-Gの夜中のフィラー番組《路面電車のある風景》をじっくり観ました。

 良い素材を沢山撮って、非常にセンス良く編集しているので、目が話せません。

 今年、2024年の雪の中を走るライトライン。こんな日にLRTに乗ってみたいな〜、と旅情が湧いてきました。

 ライトラインの車両基地。素晴らしい映像です。

 午前4時45分、始発のライトライン。

 東京がのっぺりと薄〜く関東平野に拡がっているのではなく、東京から離れて田園風景を越えたらこんな個性的な別の都会に出会えるのはとても素敵だと思います。

 東京でも拠点を結ぶ手段としてコミュニティバスが有効な地域やLRTが有効な地域がいろいろ目に付きます。自治体の中の交通不便地域の解消にコミュニティバスは有効ですが、コンパクトシティへと誘導する手段としてLRTとコミュニティバスとを組み合せることを今から考えて置くべきだと思います。

 不図気になったので、川崎市内の扇島から新百合ヶ丘迄、公共交通機関利用で経路検索してみたところ、約4時間掛るそうです。宇都宮市では中心市街地と宇都宮テクノポリス地区および芳賀・高根沢工業団地をライトラインでネットワークすることによって《ネットワーク型コンパクトシティ》を目指しているということですが、例えばですが、政令指定都市である川崎市にはこのような需要は無いのでしょうかはてなマーク どうも、横浜市や東京都心との交通ネットワークばかりが重要視されて、市内の立地適正化に向けて公共交通機関を改良・改善しようとする動きが感じられないのですが・・・・・・。
 話は変りますが、アトリエこくらげ宇宙人ハゴロモジャスミンがどんどん開花して来ましたよ。アプローチからお庭に入ると、いっぱいに咲いたジャスミンの香りが噎せ返るよう。
 玄関先にはジャスミンのほかにヒメウツギが満開を迎えています。
 今回お庭に回ってみて驚いたのは、シャクヤクの蕾が3つも付いていたこと。例年1つしか付かなかった蕾が虫に齧られてお花にお目に掛れないことが多いので、今年は期待出来るかも知れません。
 この日、サミットのサラダ売場に木熟清見ミカンを見付けました目ビックリマーク 木熟清見柑と聞くと新宿ベジフルを思い出して思わず購入しましたが、案にたがわず非常に美味しく頂きました。
 
【5月1日付の追記】4月30日付Yahooビックリマークニュースが当日付読売新聞オンラインの【「コンパクトシティー」推進10年、見えぬ効果…郊外住民「中心部に住むメリット感じない」】という記事を引用していました。

 この記事に付けられたヤフコメを読む限り、読者は概ねこの問題を正しく理解していると思いました。曰く、

 

「コンパクトシティーは中心地に人口を集中させるというものではありません。 公共交通機関の駅の近辺に住居や商業地を集中させ、それにあわせてインフラ(学校や病院等を含む)を路線沿いに集中させるというものです。 この良さは、若くて健康で自動車や自転車でどこにでも行ける人にとってはメリットがほぼありません(無駄なインフラ投資による税金の高騰や市民サービスの低下を避けることができるという間接的なメリットくらいでしょうか)。 歳を取って通う病院が増えたり自動車の運転免許を返納したりするあたりから、メリットが感じやすくなります。」

 

「コンパクトシティというのは、単に人を集めて市域を『縮小』するものではありません。 コンパクトシティのカギは『公共交通』です。 居住・商業・生産などの機能をある程度集約した上で、その各機能間を公共交通で結びアクセスを向上するものです。 従って、空間的には縮小よりもむしろ『分散』を可能にする都市計画なのです。 コンパクトシティでは、居住地は市域の中心部に集めることを想定していません。むしろ住宅地は郊外地に分散させ、中心部に商業を集めます。 だから郊外の居住が増えることは、コンパクトシティとしては別に間違いではないのです。 重要なのは、郊外居住地と中心商業地のアクセスを、自家用車ではなく公共交通で確保することです。 『コンパクト』シティだからといって、集めて縮小すればいいというものではありません。 都市計画者も、この記事の記者もまるでわかってませんね。 だからダメなんですよ。」