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 花曇りの日が続きます。

 
 先週入学式を済ませたこくらげ宇宙人姉妹2号は今週も早起き。幸いにも今のところ、大学が楽しいようです。玄関を出ると、いきなりオナガの大群が喚き乍ら電線に止まったかと思うと、また何処かへ慌しく飛んで行きました。
 
 都内の公立小中学校は4月8日に入学式を行うところが多いようですが、サクラが入学式迄持ったのは何年振りでしょうかはてなマーク

 バスを待っていると、ウグイスが遠くで頻りに鳴いていました。

 日曜日、録画して置いたNHK-G《よみがえる新日本紀行》を視聴しました。

 今回再放送されたのは《川並衆角のりのころ~東京・深川木場~》という1975(昭和50)年のドキュメンタリー。番組を観始めて驚いたのですが、1975年当時、現在の新木場が完成してはいたものの、何軒かの材木問屋はまだ木場に残っており、木材を筏に組んで運送した川並衆のおじいちゃんたちもまだ健在でした。

 

 番組の中に彫物を入れた祖父から角乗りを習得するお孫さんの姿が記録されていましたが、何分半世紀近く前の姿。若かったこの方も今では良いおじいちゃんだろうなと思っていると、番組の最後で木場角乗保存会会長として後進を育成する姿にカメラを向けていました。

 確認したところ、江東区新木場一~三丁目という町名が成立したのは1978(昭和53)年のこと。しかし、新木場界隈はすっかりビジネス街に変貌して仕舞い、折角木場から移転した貯木場も現在は丸太を海外から輸入することが無くなったため、最早使用されていませんでした。半世紀前は重いラワンの丸太が水面を埋め尽くしていたのが噓のようです。

 

 イギリス初の女性首相(マーガレット・サッチャー首相)が誕生したり、そのイギリスからエリザベス女王ご夫妻が来日したりした1975年。日本人では田部井淳子さんが女性として初めてエベレスト登頂に成功しましたし、沢松和子・アン清村組がウインブルドンのダブルスで優勝しました。こうして振り返ると、女性の活躍が目立った年だったのですね。

 

 ロッド・スチュアートの《アトランティッククロッシング》、甲斐バンドの《英雄と悪漢》、浅川マキの《灯ともし頃》・・・・・・。その年にリリースされたアルバムも幾つか記憶しています。

 

 更に確認すると、フジテレビのカルピスまんが劇場《フランダースの犬》が始まり、NHKの人形劇《新八犬伝》が終了した年であり、朝日放送・TBS×毎日放送・NET(現テレビ朝日)の腸捻転が解消した年でした。

 

 まだまだ記憶に新しい1975年ですが、改めて振り返ってみればもう半世紀も経っていました。

 この日東京新聞Tokyo Webで目にしたのは昨日4月7日付の《下町ボブスレーはあきらめない》という見出し。地元の熱意にも拘らずオリンピックに出走することが出来なかった下町ボブスレーが、何とイタリア代表チームに採用され、ワールドカップに出場しているそうです。

 

 人知れず進化を続けて来た下町ボブスレーは2026年ミラノ・コルチナダンペッツォ冬季五輪をイタリアチームとともに目指しているそうです。

 

 一方、日常的に愛用している《アレッポの石鹸》を輸入販売しているアレッポの石鹸共同代表の方がこの2月に見て来たアレッポ市内の状況を4月6日付東京新聞Tokyo Webがインタビューしていました。

 コロナ禍のため5年振りに訪れたアレッポ市内は最悪の経済状況だったとのこと。内戦が破壊した古い建築物の修復が進む最中で発生した昨年2月の地震によって、内戦で住まいを失った人々が立てた耐震性の低い住宅が倒壊。生き残った人々に対する支援も十分に届いておらず、仕事も無く、日々の暮しに事欠く人が大勢居たそうです。

 

 アレッポの石鹼共同代表の太田さんは「被害の全体像すらよく分からない。シリアで生きている人たちに目を向けてほしい」と話していました。